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ドアの鍵がなくなって、物理的に「開店」できないハプニングが発生
ホーチミンへ来るたび、いつも立ち寄る「Bun Cha 145 Bui Vien」へ。
住所がそのまま店名になったお店だ。
午前11:00に開店とインターネットにあるが、11:30になっても、店が開かない。

開店前には、行列ができ始める
どうやら、ドアの鍵を紛失したらしく、物理的に「開店」できないらしい。
この店始まって以来のハプニングだろうか、ガラス窓ごしに、あたふたする店員の姿が見える。

「裏口」から入店

店員に案内され、店の横にある「裏口」からの入店。
出だしはドンクさかったものの、いったん入店すれば、さすがの人気店らしい、素敵な雰囲気。

ところどころに「骨董品」も置かれ、レトロなムードが演出される店内

このオシャレさも、ベトナムならでは
写真付きのメニューがあるので、料理オーダーは簡単だ。
配られた用紙に、オーダーする「数量」を書く仕組みとなっている。

メニューは、オーダーしたい料理の「数量」を書く仕組みだ
バックパッカー街でもあるブイビエン通りという立地もあり、ほぼ百パーセント、外国人観光客。
この日は、アジ吉以外、店内の全員が韓国人という内訳。
開店早々満席になる人気店。素早くオーダー用紙を提出し、サクッとありつこう
開店早々、店内が満席になってしまう人気店だ。
できるだけ素早くオーダー用紙を店員に渡すのが「セオリ」だが、そうしたら、すぐにビールを持って来てもらえた。

朝からサイゴンビールで乾杯
看板メニュー「ブンチャー」は、発祥の地・ハノイでも堂々勝負できるクオリティ
この店の看板メニューでもある「ブンチャー」。
ベトナム北部・ハノイ発祥の料理だが、ここでも、なかなか本格的な味が楽しめる。

看板メニュー「ブンチャー」
甘酸っぱくて冷たいスープに、豚肉のつくね、豚バラ肉、それに人参などの具材が投入されている。
ここに、米から作られた、非常にモチモチ感の強い真っ白な麺(ブン)をつけて食すというグルメ。

「替え玉」も一緒に注文しておこう
日本の「ラーメン屋」で食べる感覚でオーダーすると、おどろくほどボリュームが少ない。
あっという間になくなってしまうので、注文時は、最初から「替え玉」を一緒にオーダーしておこう。

スープの中に入れちゃうのが、正しいレタスの食べ方
一緒についてくるレタスの食べ方は、こまかくちぎって、スープの中に突っ込むのが「正解」だ。
これぞ正しいブンチャーの食べ方だと、店員が教えてくれた。
カンカンカンカンカンカンカンカンカン……
甲高い金属音がするので振り向くと、鍵の修理屋が。

鍵の修理屋が到着
修理屋といいつつも、鍵がなくなった以上、修理は不可能らしかった。
金槌で打ち続けること十分間、ようやく鍵を取り外すのに成功。

ようやく、本当の意味で「開店」できた
やっとのことで、物理的に「開店」できた。
だけど、店内はみんな食べるのに必死で、誰も、ドアが開いたことに気づく様子なし。
サイドメニューは、「一人前」にやさしい小皿ボリューム、どれも美味しい
かく言うアジ吉も、サイドメニューを追加オーダー。
春巻きは、美味しかったので、二皿オーダー。

春巻き
アツアツで届けられるのが嬉しい、豆腐の揚げ物。
非常にヘルシーである上、ベトナムの水っぽいビールと、これまた相性バッチリ。

豆腐の揚げ物
豚肉のバーベキューも追加注文。
ブンチャーはもちろん、サイドメニューも美味しいく、どんどん追加注文しちゃう。もちろん、ビールもおかわり。

豚肉のバーベキュー
旨さにうなった後は、安さにうなる。「二度うなる」レストラン、ここにあり
会計は、店のにーさんがスマホの電卓で計算してくれた。
結局、これだけ飲み食いして、140,000ドン(約七百円)という破格のコスパ。旨さにうなった後は、安さにうなった。二度うなるレストランである。
日本だと、ビール一本オーダーしただけでも、七百円くらい飛んでいくことを思うと、天国のようなレストランここにあり、だ。
店名 | Bun Cha 145 BUI VIEN(ブンチャー・145ブイビエン) |
住所 | 145 Bui Vien, District1, HCMC |