台湾とベトナムのグルメ紀行文|アジアの放浪的旅行記

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ベトナム

ダラット観光、まずは街歩きから|西洋感と東洋感が両方味わえる不思議リゾート。平均気温十八度、標高千五百メートルの「涼しいベトナム」

投稿日:2018年6月3日 更新日:

気さくなダラットの人々。ふとした街角風景から「標高」を実感するダラット

ホテルへ荷物を置いてから、ダラットの街歩きを開始。

アジ吉
シンチャオ〜!

ベトナム語であいさつすると、笑顔で返してくれる

日本でも、田舎にいけば気さくな人が多いけれど、あれと一緒なのだろうか。

気さくな地元っ子たち

気さくな地元っ子たち

駄菓子屋のような小さなお店では、気圧の影響を受けてパンパンに膨らんだスナック菓子の袋が目に入る。

ここダラットが、山の上にあるということをビジュアル的にも実感できるワンシーンだ。

スナック菓子の袋がパンパン

スナック菓子の袋がパンパン

ひんやりとした気候は、植物の種類にも影響している。

ホーチミンやハノイでは見かけない「アジサイ」も見られた。

アジサイの花

アジサイの花

ふとした街角の光景からも、ここが山の上にある避暑リゾート地だと実感できる。

ダラットの「真ん中」に広がるスアンフーン湖。避暑地の「涼しさ感」が五割り増しに

ダラット市街地の中心には「スアンフーン湖」があり、リゾート気分を盛り上げるのに一役買っていると同時に、なんと言っても、避暑地として一番大切な「清涼感」を強めてくれる存在だ

街歩きをするには、湖周に沿って歩くのが、一番分かりやすい

スアンフーン湖

スアンフーン湖

家族連れやカップルが、アヒルボートを楽しむ光景も。

湖を行きかうアヒルボート

湖を行きかうアヒルボート

よく見ると、アヒルの表情が、ぜんぶ違うという「コダワリ」に気づく。

アヒルボートは、表情が「十人十色」

アヒルボートは、表情が「十人十色」

湖周を歩くと、非常にトガったデザインの建物が見えて来る。

ダラット市街地の「シンボル」的な存在だ。

個性的な建物 1

個性的な建物 1

個性的な建物 2

個性的な建物 2

「西洋的」ダラット|六十余年におよぶフランス統治時代の名残りを感じる街歩き

小高い丘にそびえたつ高級ホテル「ダラット・パレス」

高級ホテルといっても、一泊一万円ちょっとで泊まれてしまうので、決して、手の届かぬ「セレブ的」世界ではない。まるでディズニーランドの世界観を彷彿とさせるような西洋風の建物に、一万円そこそこで泊まれるなんて、夢のあるハナシだ。

ダラット・パレス(Dalat Palace)

ダラット・パレス(Dalat Palace)

アジ吉
ちょっと中に入って、散歩したいんスが……

宿泊客でもないのに、あつかましくも警備員に尋ねてみたら、敷地内を散歩させてくれた

手入れが行き届いた庭園を、たっぷり堪能。

美しく手入れされた庭園

美しく手入れされた庭園

およそ六十年間の長きに渡り、フランスの植民地時代が続いたベトナム

ここダラットの街にも、西洋風の建物がゴロゴロ残されており、「ダラット大聖堂」も、その一つ。

ダラット大聖堂(チャントア教会) / Da lat Cathedal

ダラット大聖堂(チャントア教会) / Da lat Cathedal

高い塔が特徴的

高い塔が特徴的

カメラで写真撮影するように、一部分だけシーンを切り取って眺めると、西洋の世界にしか見えない

ここが東南アジアだなんて、誰が思うだろう

ダラットで見た建物 1

ダラットで見た建物 1

ダラットで見た建物 2

ダラットで見た建物 2

遠距離でながめると西洋的な世界だが、近距離で、つぶさに観察すると、東南アジアらしい混沌さが確認できるダラットの街風景。

縮小したら西洋、拡大したら東南アジアという「街眺め」の楽しさこそ、ダラットの魅力かも知れない。

「東洋的」ダラット|東南アジアらしい「混沌さ」ムード満点な、ダラット最大の市場

いくら西洋風の建物が多くあるといえど、ここは東南アジア

ちょっと街歩きをすれば、典型的、東南アジアの市街地風景が広まる

ダラットで一番にぎわう一帯

ダラットで一番にぎわう一帯

観光地ダラットにおいても、ひときわ賑わいをみせるロータリー広場

ダラット最大の市場「ダラット市場」は、この広場に面した大きな建物の中にある。

ダラット市場の入居した建物

ダラット市場の入居した建物

果物がこんもりと山積みされており、小さい商店がひしめきあうように営業

ホーチミンやハノイの市場みたいな規模感、迫力はないけれど、ローカル都市独特の、ゆったりとした雰囲気が魅力的な市場だ。

ダラット市場の構内

ダラット市場の構内

「物価天国」ダラット|サイフに優しいリゾート観光地という、あまり知られていない魅力

物価が安いことは、意外にも知られていない、ダラットが持つ「魅力」の一つ

物にもよるが、ホーチミンやハノイといった大都市と比べて四割近く安いというケースも少なくない。

オーダー後、石釜で焼き上げてもらうピザ一枚が、なんと八百円

日本だと、ピザ一枚買うと、すぐに三千円くらい飛んで行ってしまう。

ここダラットは、観光地である割りには物価が安いので、ランチも安く楽しめる

ピザ屋へ

ピザ屋へ

フラッと立ち寄ったピザ屋さん。

石釜の前で、おじさんがポーズしてくれた。

ニコニコしたピザ屋さん

ニコニコしたピザ屋さん

注文をすると、その場で、店内の石釜を使って焼いてくれるという、本格派。

しかも、なんと、一枚たった八百円で、この本格ピザを食べられるから驚きだ。

石釜を使って、注文した「一枚」を、その場で焼いてくれる

石釜を使って、注文した「一枚」を、その場で焼いてくれる

二階席へ通してもらったら、貸切状態

壁には、世界中からの観光客が寄せ書きをしている。

二階席へ

二階席へ

しばらくすると、一階から、ピザが焼ける香ばしいニオイがのぼってくる

ニオイが発生し始めてから、テーブルに届くまでの時間といえば、長く感じられ、そのじれったいこと。

ペペローニ(Pepperoni)

ペペローニ(Pepperoni)

届いたピザは、アツアツのうちにいただいた。

八百円とは思えないクオリティに、大満足

日本の自販機ジュースより安く、カフェで飲めてしまう

坂道の多いダラットは、街歩きも、結構ハード

ちょっと休憩がてら、カフェへ立ち寄った。

Thi Nguyenは、おそらくオーナーの名前だろう

Thi Nguyenは、おそらくオーナーの名前だろう

看板にcafe(コーヒー)、kem(アイスクリーム)とあるので、スイーツ系カフェのようだ。

驚くべきことに、日本の自販機で缶ジュースを買うのよりも安く、本格的ドリンクが楽しめる。

五十円ちょっとで、いろんなドリンクメニューが楽しめちゃう

五十円ちょっとで、いろんなドリンクメニューが楽しめちゃう

店内で着席したら、何もオーダーしなくとも、温かいお茶が振る舞われる

夜には肌寒さを感じることもある、避暑地ダラットだからこそ、嬉しい心遣いだ。

バイクの絵柄入りグラス

バイクの絵柄入りグラス

届いたドリンクは、スイーツ系カフェならでは。

メニュー(写真なし)からは想像もつかなかったような、甘さ満点のドリンクか届いた。

ちょっと一息いれる

ちょっと一息いれる

超ローカルな雰囲気のカフェ店内

超ローカルな雰囲気のカフェ店内

店内にいたチビっ子たちは、「無敵」ともいえる人なつっこさを発揮。

ドリンクを飲むアジ吉へ、無慈悲なちょっかいを繰り返すのだった。

「ワン天」、「ニャン天」ダラット|ワンコとニャンコにとっても、住み良い環境

ホーチミンやハノイの大都市と違って、こじんまりとした街・ダラットでは、交通量もひかえめ。ベトナム旅行の「風物詩」とも言える、バイクの洪水が押し寄せるような景色は、ほとんど見かけない

また、庭付きの民家が珍しくなく、ペットを飼っている人が多いのも特徴。ひときわ目立つのが、わんこ、にゃんこの頭数である。

ダラットで見かけたわんこ(1)

ダラットで見かけたわんこ(1)

カメラを向けたとたん、ニコッと笑顔をつくる「必殺技」を持つわんちゃん。

まるで、ディズニーの映画に出てきそうな、とても小さくてモフモフしたわんちゃん。

ダラットで見かけたわんこ(2)

ダラットで見かけたわんこ(2)

ダラットで見かけたわんこ(3)

ダラットで見かけたわんこ(3)

ちょっと臆病で、近寄ったら、すぐに逃げてしまったわんちゃん。

カメラを向けても、肝が据わっており、まったく動じない、にゃんこトリオ。

ダラットで見かけたにゃんこ

ダラットで見かけたにゃんこ

彼ら彼女らが、バイクや車に驚かされることなく、のびのびと道路でくつろぐ様子を目にしていると、まさに「ワン天」あるいは「ニャン天」という言葉が思いつくのである。

ダラットならではの、平和で、のどかな光景

付録)泊まった宿「Red house Backpackerホステル」|存在感抜群の、真っ赤な宿

ベトナムの祝日とカブってしまったので、今回は、ホテルを選ぶ余地がほとんど残されていなかった。めぼしいホテルが、片っ端から埋まってしまうほど、ベトナム人にも大人気の観光スポット、それが「ダラット」なのだろう。

消去法的に選んだのが、こちら「Red house Backpackerホステル」

連休シーズンということもあり、料金は倍近くに達し、一泊五千円と強気の料金設定だったけれど、ヨソ様はもっと高かった。それに、Booking.comで調べたら口コミが良かったので、コストに見合う価値があると見込んでの予約だった。

結論を言うと、採点結果は70点といった宿であった。

今回の滞在先「Red house」

今回の滞在先「Red house」

とにかく「赤い」

とにかく「赤い」

アジ吉
このホテルを赤く塗るのに、どれくらいのペンキが必要だったんだろう……

とにかく、感心するほど、隅々まで真っ赤に塗られており、ホテルオーナーの「こだわり」を感じる。

敷地内の壁という壁、すべてが赤く塗られている

敷地内の壁という壁、すべてが赤く塗られている

ちなみに、「室内まで赤かったりする?」と思ったら、そうでもなかった

強いて言えば、壁のレンガ風の模様「赤」を主張しているかも知れないが。

一泊五千円は高い気もしたが、室内は快適

一泊五千円は高い気もしたが、室内は快適

トイレとシャワーは共用だが、十分なブース数が用意されている。アジ吉は、ベトナムの連休シーズンに滞在したが、一度も「順番待ち」をせずに済んだ

水回りが清潔に保たれているというのも、おおむね、インターネットの口コミ通り

トイレとシャワーは共用

トイレとシャワーは共用

朝食は、日替わりメニューというのが嬉しかった。

三日間、どれも美味しくいただいた。

朝食は日替わり 例1

朝食は日替わり 例1

朝食は日替わり 例2

朝食は日替わり 例2

残念だったのは、ここのスタッフは皆、忙しくなると、あからさまに不機嫌な表情をすること。人間だから、ある程度はしかたないとしても、そこはプロ根性で接客して欲しかった

また、食堂へは、なるべく早い時間帯に行くのが、混雑を避けられて吉。午前八時ごろに行くと、起床した家族連れがワラワラ食堂へ集まっており「大渋滞」という日があった。

食堂へは、なるべく早く行ったほうが、空いている(写真は、ピーク時間帯の様子)

食堂へは、なるべく早く行ったほうが、空いている(写真は、ピーク時間帯の様子)

あと、ここの女将は、一癖も二癖もある

忙しいときは、とてつもなくぶっきらぼうかと思えば、余裕のあるときは、チヤホヤしてくれる。

白黒ハッキリさせ過ぎるタイプの人間で、感情の起伏が激しいところがあり、Booking.comの口コミを見ると、不愉快な気分をした客も、少なからずいるようだった。

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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