目次
はじめに:飛ぶように売れて行くパン系朝食専門店
友人(台湾人)と遊ぶことになって、西門付近で落ち合った。


すでに朝食を済ませていたアジ吉。若干、おなかが一杯な気もしたが、友人はこれからだというので、付き合うことにした。おごってくれるらしいし、台北の朝食店を新規開拓できるなんて、一石二鳥である。
バイクでやってきた友人。

「空車」スペースは作るもの
そこらへんに停めるスペースは残されていないので、どこに停めるかと観察していたら、すでに停まっているバイクを移動させ、器用に「空車」スペースをつくり出してしまった。
大きなバイクも、慣れた手つきで、あっという間に動かせるところをみると、日常的にやっているのだろう。台湾生活では、日本で使わないようなスキルも必要になるんだと思う。

徳芳早餐店(徳芳漢堡店)
やって来たのは、こちら。「漢堡店」とあり、ハンバーガー専門店のようである。
後に分かったが、「ハンバーガー専門店」と名乗りつつ、店頭でよく売れているのは、食パンに具材を挟んでコンガリ焼いたサンドイッチ系の食べ物であった。
「徳芳早餐店(徳芳漢堡店)」訪問レポート
台湾における多くの朝食専門店がそうであるように、ここも店頭にキッチンが設置されており、何人ものオバサンたちが手際良く調理している。
できた瞬間に売れて行く、スピード感あふれる店頭キッチン
狭い調理スペースを、よくぞ、これだけの人数で動き回ってぶつからないものだと感心するほど、絶妙な連携プレーが成立している。
次から次へと客がやってきて、出来立てホヤホヤの状態で持ち帰っていくので、常時在庫ゼロの状態が続いている。ものすごい繁盛っぷり。

大賑わいの店頭
友人(台湾人)におまかせオーダーした結果
持ち帰りの列は混雑する一方、店内で食べる客は数少なく、テーブルも空いていた。
月曜日だったこともあり、学校や職場へ持っていき、そこで食べる人が多いのだろう。持ち帰りの列をかきわけるようにして、そそくさ入店。



ほんのり甘辛い醤油タレをつけていただく、「大根餅」。
お好み焼き(日本)、チヂミ(韓国)の、台湾バージョンに相当するポジションの料理である。上にかぶせられた卵を、お箸で小さく切って、モチモチした食感の大根餅と一緒に口へ運ぶと、これが最高。

大根餅
こちらは、「蛋餅」。
友人によると、中に入れる具材はカスタマイズ可能らしいが、そこまで自由自在に中国語が使いこなせるわけではないアジ吉には、まだまだハードルが高い。

蛋餅
「ハムエッグトースト」は、パンの香ばしさがたまらない。

こんがりトーストのハンバーガー
中には、マヨネーズで味付けされた具材が、たっぷり鎮座。

具沢山
台湾のマヨネーズは甘いので、慣れるまでは【不思議な味わい】と感じる人がいるかも知れないが、とっても美味しい。日本人にも、すんなり受け入れられる味付けだと思う。
まとめ:食後感、アクセス情報
二人でガッツリ食べて、十分な幸福感も得られる味クオリティ。
そして、お会計はたった百元ほど。美味しくて、お腹いっぱい、かつ、会計がこれだけリーズナブルということで、食後の【多幸感】がハンパなかった。
台北早朝の街歩きでは、是非ともトライして欲しい「一軒」のひとつだ。
店名 | 徳芳早餐店(徳芳漢堡店) |
住所 | 台北市中正區延平南路220号 |
営業時間 | 05:30〜11:30 |
なお、ここからすぐには「台北植物園」があるので、朝食前の運動がてら訪問してみるのも一案だろう。
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酷暑シーズンの台北を、ヒンヤリ快適に観光。地元民とっておき「オアシス」は、西門から徒歩十五分の穴場スポット
目次1 泣く子も黙る「夏の台湾」がやって来る2 台北植物園2.1 園内図と注意事項2.2 一部エリアには「開放時間」の設定も2.3 「最高クオリティ」の木陰、ここにあり2.4 「健康増進中なう」の地元っ子たち2.5 珍植物たちを愛でる2.6 ...
木陰がたくさんあり、絶好の涼みスポットとして地元民に愛されている。