台湾とベトナムのグルメ紀行文|アジアの放浪的旅行記

アジアの何か。

台湾

台中(タイジョン)の観光|台中公園、宮原眼科、一中街夜市の街歩き、台中市第二市場の名物グルメ巡り。ぜんぶ楽しむ、わがままモデルコース

投稿日:2018年5月11日 更新日:

台中駅かいわい|自然と都会が見事に融和した台中の街を、ぶらり散策

数年ぶりとなる、台中訪問。

バスターミナルがリニューアルされていた。

台北からの直行バスで、台中へやって来た

台北からの直行バスで、台中へやって来た

台中駅から、フラッと街歩きをしてみる。

アジ吉
初訪問じゃないのに、なんだろう。この新鮮味……

台中の記憶が、自分が予想していたよりも、ずっと簡単に、失われてしまっていた。

初めてかリピートか、自分でも区別がつかない不思議な感覚がして、街歩きの楽しさ五割増し

台中の街歩きを開始。とてつもなくデカい「刀」の看板がド迫力

台中の街歩きを開始。とてつもなくデカい「刀」の看板がド迫力

気のせいか、台北よりも車の交通量が少なく、落ち着いた雰囲気がする台中

気のせいか、台北よりも車の交通量が少なく、落ち着いた雰囲気がする台中

昭和を思い出すような、懐かしい雰囲気の個人商店が、あちこちにあるのも、台中の素晴らしいところ

昭和を思い出すような、懐かしい雰囲気の個人商店が、あちこちにあるのも、台中の素晴らしいところ

首都・台北とくらべたら、ここ台中は、車の交通量が少なく、人々の歩く早さも、気のせいか、ゆったりしているように思える。

一方、ごみ収集車のメロディが『乙女の祈り』であったり、漢字の看板が、重なり合うようで重なり合わない「整然としたカオスさ」がある点は、台湾全土で共通ルールだ。

『乙女の祈り』メロディが、ごみ収集車が来たことを知らせるというルールは、台北と一緒だ

『乙女の祈り』メロディが、ごみ収集車が来たことを知らせるというルールは、台北と一緒だ

重なりそうで、なかなか重なり合わない「整然としたカオス」の看板たち

重なりそうで、なかなか重なり合わない「整然としたカオス」の看板たち

街全体が自然と融和した台中には、大きな公園があったり、小川が流れたりしている。

台中の市街地を流れる小川は、夜になるとライトアップされ、「インスタ映え」を狙う地元っ子で大賑わい。

夜になるとライトアップされる小川

夜になるとライトアップされる小川

台湾の街歩きの楽しさは、子ども時代に誰しも感じていた、「夏祭り」に心躍るような高揚感が得られることにあると思う。

台中第一廣場にある「財福殿」は、夜になると、提灯が明々と輝いており、まるで夜祭りに来た気分にさせてくれる

台中第一廣場にある「財福殿」

台中第一廣場にある「財福殿」

台中公園|朝晩で異なった表情を見せる、市民憩いの場

台中駅から歩いて十分ほどの距離にある、台中公園。

もともとは何もない雑木林だった一帯が、日本統治時代、公園として整備された経緯を持つという。

昼と夜、二回訪問してみたが、それぞれ異なった表情に出会うことができた

日中は、公園の風景がクッキリ見える分、(人間も含めた)動物観察が楽しい。

さんぽ中のワンコ

さんぽ中のワンコ

野生のリスもいる

野生のリスもいる

公園内を素早くかけまわるリス

公園内を素早くかけまわるリス

台中公園の真ん中には、湖が広がる

台中公園の真ん中には、湖が広がる

湖畔には、スケッチを楽しむ人の姿も…

湖畔には、スケッチを楽しむ人の姿も…

湖に建てられた「湖心亭」。このアングルからスケッチしている人が多かった

湖に建てられた「湖心亭」。このアングルからスケッチしている人が多かった

「湖心亭」を別アングルから

「湖心亭」を別アングルから

一方、夜になると、公園はイルミネーションが美しい

時間があれば、ぜひ訪れてみることをおすすめしたい。

イルミネーションの施された橋も

イルミネーションの施された橋も

「イルミネーション橋」を渡ることもできる

「イルミネーション橋」を渡ることもできる

夜の「湖心亭」

夜の「湖心亭」

「湖心亭」内の渡り廊下

「湖心亭」内の渡り廊下

台中公園の敷地内には、教会もある

昼来たときには気づかなかった。

台中公園内にあるチャーチ「恩恩堂」

台中公園内にあるチャーチ「恩恩堂」

足を踏み入れてみると、中国語でキリスト教の教えが説かれている最中だった

足を踏み入れてみると、中国語でキリスト教の教えが説かれている最中だった

扉が開いて、明かりが漏れていたので、中をのぞいてみる。

キリスト教の教えが、中国語で説かれている最中であった。

実にグローバル。

台中市第二市場|百年の歴史を誇る、隠れたグルメの楽園

台中公園から歩いて五分ほどで見えてくる、古ぼけた商業施設こそ「台中市第二市場」だ。

この市場は、飲食店の充実ぶりが特徴でもあり、市場そのものがちょっとした「有名グルメ街」であるとも言える。

この、カラフルな看板をまとった古い商業施設が、「台中市第二市場」

この、カラフルな看板をまとった古い商業施設が、「台中市第二市場」

市場の壁や天井には、さりげなく「アート」。

絵心たっぷりだが、洗練されたというカンジではなく、子どもが「図画工作」の授業で描いたようなコテコテ感たっぷり

天井にはイラストが描かれている

天井にはイラストが描かれている

おそらく、ここのアートは、市場で働く人たちの「似顔絵」である。

このにいちゃんは、意麺の店員さんがモデルになっていると思う。

そっくりなので、すぐに判った。

市場の壁に描かれたイラスト。背景は、台中駅だ

市場の壁に描かれたイラスト。背景は、台中駅だ

どのイラストが、どの店の人の似顔絵なのか。

よく観察しながら市場内を探検するのも、楽しみ方の一つだ

市場の壁に描かれたイラスト。米粒が一つひとつ描かれている

市場の壁に描かれたイラスト。米粒が一つひとつ描かれている

あいにく、今回は、旅のスケジュール設計上、市場へ着いたのが夕方四時になってしまった。

本当は、朝一番に来れたらベストで、まだ営業中の店も多く、活気に満ち溢れていただろう。

アジ吉
開いてる店がありますように……

朝市と夜市が盛んであることへの反動か、台湾は、ランチ後から夕方にかけての時間帯が、街ごとごっそり「休憩時間」に入ってしまう。

自助餐はストック切れを起こして閉店してしまうし、人気のある店も、夜に備えて、いったんサービス提供を中断してしまう。

昼過ぎから、夕方になるまでの時間帯が、グルメ天国・台湾の「食難アワー」と言ってもよかろう。

まだ営業していた店のひとつ「三代福州意麵老店」

まだ営業していた店のひとつ「三代福州意麵老店」

願掛けしたのが良かったのか、数軒、まだ営業している飲食店があった。嬉しい。

アジ吉
店が開いてるうちに、さっさと食うべし

まずは「三代福州意麵老店」へ。

「三代福州意麵老店」

「三代福州意麵老店」

この麺を見ただけで、「ここで食べないと」と心をわしづかみにされた

この麺を見ただけで、「ここで食べないと」と心をわしづかみにされた

周囲のテーブルを見渡すと、「福州乾意麺」と「綜合丸子湯」をセットで注文しているお客さんが多い。

このセットが「鉄板」だと瞬時に判断し、指差しオーダー。

平べったい縮れ麺がチャームポイントの、「福州乾意麺」をオーダー

平べったい縮れ麺がチャームポイントの、「福州乾意麺」をオーダー

つみれスープ「綜合丸子湯」もオーダー

つみれスープ「綜合丸子湯」もオーダー

二品セットで七十五元(約二百七十円)という、超バリュー価格。

意麺を運んできたおばさん、スープに指が浸かっていらっしゃる。

ややギョッとするアジ吉の様子を気に留めることもなく、満面の笑顔で「バッチグー」のポーズ。

おいしい……ラーメン……スープ……
店員

日本語の単語を並べて話しかけてくれようとする。

この意麺、台南発祥の料理とされるが、実は、カップヌードルの先祖といえる料理でもある

よく見ると、カップヌードルの麺と似ている気もする。それは、この意麺が、カップヌードルの先祖だから

よく見ると、カップヌードルの麺と似ている気もする。それは、この意麺が、カップヌードルの先祖だから

台南出身で、日本に帰化した安福が、この意麺をヒントにカップヌードルを生み出したのは、有名な話

言われないと気づかないレベルだが、平べったい縮れ麺、見れば見るほど、カップヌードルの麺と似ている気もしてくる。

意麺とスープを交互に味わうことで、美味しさが増幅されて、大満足。

団子の中には、肉汁といっしょに、ミンチ肉が封じ込められている

団子の中には、肉汁といっしょに、ミンチ肉が封じ込められている

しち、ご(七十五元、の意味)……ありがとう……
店員

会計の時も、日本語で話しかけてきてくれた、フレンドリーなおばさんに見送られて、店を後にする。

店名 三代福州意麵老店
住所 台中市中區三民路二段1之7号(第二市場内)
営業時間 8:00~18:30

次の店を探すが、夕方ということもあり、迷うほど多くの店が開いているわけでもない。

次に人だかりの多かった「王記菜頭粿糯米腸」へ。

「第二市場」の入り口付近で営業する、朝食屋「王記菜頭粿糯米腸」

「第二市場」の入り口付近で営業する、朝食屋「王記菜頭粿糯米腸」

BRUTUSの台湾特集によると、ここは、朝食店だという。

朝食店が、なぜ夕方になっても営業しているのかは謎だが、市場の正面玄関付近という立地条件にも恵まれているためか、客足が途絶えることはない。

「朝食後も客が来るから、店、開けっぱなしにしとくわ」という、オーナーの大らかさが見え隠れしてそうである。

名物の「朝食」メニュー

名物の「朝食」メニュー

大根餅、腸にもち米を詰め込んだソーセージ、それに目玉焼きを乗せた、けっこう豪快なフード。

このソーセージ、カリッとした表面で、中は芋っぽい。不思議な食感。

店名 王記菜頭粿糯米腸
住所 台中市中區三民路二段87号(第二市場内)
営業時間 6:30~18:00

腹八分目ていどの満腹となり、腹をさすりながら市場を出ると、小雨が降ってきた。

もう少し食べ歩きたいところであったが、夜市に何かあるかもしれないという気がして、若干の胃スペースを空けてある戦略だ。

宮原眼科|ここは病院ではない、スイーツ店

もともと眼科だった建物を改造してできたスイーツ店「宮原眼科」は、観光化され過ぎていて、興ざめ。

ただ、台中へ複数回訪問しておいて、一度も行ったことないまま終わるのも寂しい気がして、お土産話のため、入店してみる。

台中観光の一大名所となった「宮原眼科」

台中観光の一大名所となった「宮原眼科」

「宮原眼科」玄関。ちゃんとドアマンがいて、ドアを開閉してくれる

「宮原眼科」玄関。ちゃんとドアマンがいて、ドアを開閉してくれる

まるでテーマパークのアトラクションばりに、作り込んだインテリア。

もはや、この建物が、もともと眼科だったというヒントは、ほとんど残されていないように思う。

もはやどこの部分が眼科の建物だったのか、さっぱり分からないほどリノベートされている

もはやどこの部分が眼科の建物だったのか、さっぱり分からないほどリノベートされている

店内は、とってもオシャレ

店内は、とってもオシャレ

店頭にて販売されるスイーツも、「台湾っぽさ」が感じられないほど、小綺麗に、洗練され過ぎている。

日本でも食べれそうで、わざわざ台湾に来てまで、長蛇の列に加わってオーダーする気になれなかった。

ただ、こういうのが好きな人は、是非ともトライすれば良いと思う。

自分は注文しないので、写真に収めて、食べた気分を味わう

自分は注文しないので、写真に収めて、食べた気分を味わう

一品をゲットしたばかりのおねーさんが店から出てきたので、パチリと一枚、撮影させてもらうにとどめる。

食べなくとも、アジ吉としては、これで十分満足である。

店名 宮原眼科
住所 台中市中区中山路20号
営業時間 10:00~22:00

一中街夜市|縦にも横にも広々としている、若者で賑わう夜市

一日の最後に、「食べ物」目当てでやって来た、「一中街夜市」。

いざ訪問したものの、さほど魅力を感じるフードが見つからない。

少しガッカリしながらも、早々とフード探しには見切りをつけ、夜市歩きそのものを楽しむこととする。

「一中街夜市」へ到着

「一中街夜市」へ到着

二十代の若者が多い

二十代の若者が多い

学生街ということもあり、二十代前半の若者が非常に多い。

あとは、徒歩でやってきた、近所の家族づれ。

衣服関連のショップも、あきれかえるほど多数、出店している

衣服関連のショップも、あきれかえるほど多数、出店している

路地裏にいけば、ちょっとオシャレなカフェ、スイーツ店もある

路地裏にいけば、ちょっとオシャレなカフェ、スイーツ店もある

フードでは期待はずれの結果となったが、この夜市、けっこう広い。

細く長く続くというイメージではなく、縦にも横にも広がっており、ちょっと路地に寄り道すると、そこには、また新しい「屋台街」が見つかる感じだ。

買いたいものが見つからなくとも、決して退屈することはなく、結局、二時間くらいウロウロしていた。

ジュースを調達

ジュースを調達

ゲットしたのは、「西瓜汁」、スイカジュース

ゲットしたのは、「西瓜汁」、スイカジュース

食べ物は、あまり魅力を感じるラインナップではなかったので、スイカジュースを買って、一気に飲み干す。

台湾の夜市では、ビールでなく、ジュースが欲しくなる。

奥に見えるのは、「一心市場」

奥に見えるのは、「一心市場」

縦に、横に、かなり広い夜市なので、街歩きが好きな人には、満足できるエリアではないだろうか。

チャンス・ホテル(CHANCE HOTEL)|遠征試合の高校生たちと相部屋になって修学旅行気分!?

前回の台湾旅行では、ちょっと北投(ベイトウ)で奮発しすぎたこともあり、今回の台湾旅行は、節約モード。

今夜は、一泊1,300円のドミトリだ。

CHANCE HOTELは駅近、清潔、快適と三拍子そろって、格安ドミトリを利用できる

CHANCE HOTELは駅近、清潔、快適と三拍子そろって、格安ドミトリを利用できる

ロビー。とてもここが、格安ドミトリの受付だなんて、思えないほど高級感ただよう空間

ロビー。とてもここが、格安ドミトリの受付だなんて、思えないほど高級感ただよう空間

ホテルでは、四人の相部屋。

台湾人の間でも、格安ホテルとして有名なのだろうか、大勢の学生が館内で談笑している。

アジ吉の部屋には、部活の遠征試合で、台東からやってきた高校生三人が「先客」としてチェックインしていた。

アジ吉は「四番ベッド」のはずが、すでに占領されている。

相部屋だったが、自分の「四番ベッド」が、すでに占領されていた

相部屋だったが、自分の「四番ベッド」が、すでに占領されていた

どうやら、皆、この部屋を使うのは自分たちだけと思っていたようで、好きなベッドを使っているらしかった。

少しアタフタする彼らを尻目に、アジ吉は、ひとつ空いていた「三番ベッド」に荷物を置き、横になった。

タオルを借りようとしたら、使い捨ての紙タオルを十元か二十元で購入する仕組みだった

タオルを借りようとしたら、使い捨ての紙タオルを十元か二十元で購入する仕組みだった

USB挿入口もついているコンセント。非常に便利

USB挿入口もついているコンセント。非常に便利

アジ吉
高校生三人と同室なんて、今夜は熟睡をあきらめたほうが良いかも……

我が高校時代を思い出すと、合宿や修学旅行では、枕投げで大ハッスルした記憶がある。

そんな自分が大人になった今、とても人のことは言えず、今夜、彼らが大ハッスルしても、多少は目をつぶろうと、半ば腹をくくっていた。

枕は、ロッカーからセルフサービスで取り出して使う。自分が高校時代だったら、ぜったい投げていたなぁ

枕は、ロッカーからセルフサービスで取り出して使う。自分が高校時代だったら、ぜったい投げていたなぁ

ところが、いざフタを開けてみると、日本の子どもに見習わせたいほど、良い子たちだった。

会話するのにも気を使うようで、ドアから出て、廊下に出てヒソヒソ声で話し、会話が終わったら、部屋に戻ってくる。

部屋で誰かが話しても、気を使って、シーッと自制する控えめさがあった。

うち、一人がスマフォを差し出して来た。

「あなたは日本人ですか」

「台湾へようこそ」

「台東から来ました」

「英語が話せずすみません」

スマホの翻訳機能に頼って、しばし、コミュニケーション。

アジ吉の中国語も、ちょっと通じたのでよかった。

九時五十分には部屋が消灯。高校生だもんな。酒も飲まないし。

いつの間にか、高校生の就寝時刻に合わせて、深い深い眠りについてしまった。

ホテル名 チャンス・ホテル(CHANCE HOTEL)
住所 台中建国路163号

謝氏早點 豆花專賣店|一日をスタートする最高の方法は、最高の朝食から

朝目覚めると、すでに高校生たちの姿はなかった。

まだ午前八時くらいなのに、なんて早起きなのだろうかと驚きつつ、チェックアウト。

「謝氏早點 豆花專賣店」で朝食

「謝氏早點 豆花專賣店」で朝食

店の壁には、有名人も訪問したことを紹介する切り抜きが展示されている

店の壁には、有名人も訪問したことを紹介する切り抜きが展示されている

ホテル周辺を散策していたら、ちょうど良いタイミングで、朝食屋が見つかった。

看板には「謝氏早點 豆花專賣店」とあり、店の中も、けっこう賑わっており、ここで食べることにした。

店内は、ほぼ満席の状態。これは、かなり期待できる

店内は、ほぼ満席の状態。これは、かなり期待できる

周囲のテーブルを見渡して、自分が食べたいと思うものを食べている人を見つけ出す。

ちょっと失礼かもしれないが、それを指差して、店の人に「あれを」持ってきてくれとお願いした。

朝食がテーブルに届くのを待っている時間そのものが楽しい

朝食がテーブルに届くのを待っている時間そのものが楽しい

料理が届くまでの手持ち無沙汰の時間、つい、卓上のカラフルなストローに目が向いてしまう

料理が届くまでの手持ち無沙汰の時間、つい、卓上のカラフルなストローに目が向いてしまう

無事オーダーを完了させて、自分の朝食がテーブルに届くまで待つ時間は楽しい

オーダーした料理は、果たして、イメージ通りの味だろうか。イメージ通りでなかったら、どういう驚きを与えてくれるのだろうか。

いま、キッチンで調理されているのは、自分のやつだろうか。それとも、別の客の分だろうか。

考えるだけでも、想像がいろいろ広まって、わくわくする。

火腿蛋餅(ハムを挟んだダンピン)

火腿蛋餅(ハムを挟んだダンピン)

まずは「火腿蛋餅(ハムを挟んだダンピン)」をいただく。

卵をクレープのように円盤状に焼いて、そこへハムを入れて折りたたんだもの。

おはしでサクサク切れるほど、柔らかいハム

おはしでサクサク切れるほど、柔らかいハム

おはしでサクサク切れるほど、ハムも柔らかい。

口の中に含めると、ニンニクの香ばしい香りが広まる。

蘿蔔糕(ローボーガオ)。日本人観光客の間では「大根餅」という呼び名が定着している

蘿蔔糕(ローボーガオ)。日本人観光客の間では「大根餅」という呼び名が定着している

大根餅は、特別トガった個性はないものの、安定の美味しさ。

台湾の店にしては珍しく、店内の冷蔵庫にビールが置いてあったので、即ゲット。

台湾旅行中は、朝昼晩、時間帯とわず、飲んだくれているアジ吉

台湾旅行中は、朝昼晩、時間帯とわず、飲んだくれているアジ吉

ビールが、一缶たった二百円未満で買えてしまう「ワンダーランド」、それが台湾。

もったいないのは、台湾の人々は、あまりビールを飲む習慣がなく、せっかく安く楽しめるビールも、(台湾の人々には)あまりメリットになっていない点。

同じテーブルに相席した人が注文していた「豆花」が美味しそうだった。次回は是非……

同じテーブルに相席した人が注文していた「豆花」が美味しそうだった。次回は是非……

今回はオーダーしなかったものの、相席した人が頼んでいた「豆花」が気になった。

店名にもなっているくらいなので、きっと、この店のスペシャリティなのだろう

次回、台中訪問する際には、是非トライしてみよう。

店名 謝氏早點 豆花專賣店
住所 台中市中區繼光街136号
営業時間 05:00~12:00

在台ベトナム料理店|出稼ぎベトナム人労働者にとっての「ふるさとの味」

朝食後、街歩きを再開。

いつ台中へ来ても感心するが、本当にベトナム料理店が多い。

ベトナムからの出稼ぎ労働者が多いことも、無関係ではないだろう。

台中のベトナム料理店(1)

台中のベトナム料理店(1)

台中のベトナム料理店(2)

台中のベトナム料理店(2)

台中のベトナム料理店(3)

台中のベトナム料理店(3)

ベトナム料理も大好きなアジ吉だが、わざわざ台湾へやって来てまで、ベトナム料理を食べたいと思わない。

大好きなベトナム料理だからこそ、本場ベトナムで、自分のこだわりから選んだ店で食べたい。

だから、台中では一度もベトナム料理店を試したことはないし、今後もトライすることはないだろう。

台中バス停|カオスなバス停探しの後、バス乗車を断念

今日は、これから「彰化」へ移動したい。

アジ吉
バス停まで行けば、簡単に分かるだろう……

そう高をくくってバス停までやってきたが、思っていた以上に、バス探しは難航。

台中は、バス停が目的地によって、こまかく複数箇所に分かれている

自分が乗りたいバスが出発するバス停を見つけること自体、外国人観光客には、なかなか判断が難しいのだ。

行き先によって、バス停があちこちに分かれている

行き先によって、バス停があちこちに分かれている

また、台中駅が工事中というシチュエーションも、バス停探しをいっそう困難にしていた。

仮設通路があちこちに出没し、Google MAPで表示される以上に、道が複雑になっていたからである。

ようやく「彰化」行きのバス乗り場を見つけたと思ったが……

ようやく「彰化」行きのバス乗り場を見つけたと思ったが……

地元の人へ何度も質問を繰り返し、ようやく、「彰化」行きのバス乗り場へ到着。

アジ吉
これであとはバスに乗るだけ……

ようやく、ホッと一息つけると思ったのだが……

「彰化」に到着するまで、途中、何十駅も停車することを知って、気分がだだサガり

「彰化」に到着するまで、途中、何十駅も停車することを知って、気分がだだサガり

どうやら、「彰化」に着くまで、途中停車駅が何十個もある。

バスで行くのは、得策ではないと判断。

バスでダメなら、電車ならどうだろうかと発想を切り替え、電車の駅へ向かうことに決めたのであった。

台中駅|新旧設備のミックス具合に、台湾らしさを感じて萌える

台中駅へやって来た。

よく知られた旧駅舎は、日本統治時代の1917年に建てられたもの。

旧駅舎は、日本統治時代の1917年築

旧駅舎は、日本統治時代の1917年築

すでに現役を引退し、駅としての機能は新駅舎へバトンタッチしてしまったが、建物は観光スポットとして保存されるのだとか。

日本統治時代の建物を、ここまで大切にしてくれる台湾の人々を、日本人はもっと尊敬するべきだと思う。

新駅舎へは、仮設通路で。すべての工事が完了するまでには、あともう少しかかりそうだ

新駅舎へは、仮設通路で。すべての工事が完了するまでには、あともう少しかかりそうだ

電車駅に貼られていた時刻表をチェック。

電車でも「彰化」に行けることが判明。

乗り換えなし、三十分の移動というので、「ちょっと便利な通勤電車」といった感覚だろう。

台中(09:11)から彰化(09:41)へは、三十分の鉄道旅行だ

台中(09:11)から彰化(09:41)へは、三十分の鉄道旅行だ

朝「彰化に行こう」と思ってから、ここに至るまでの紆余曲折に、一時間を要した。

ガイドブックを持たず、野良Wi-Fiに頼りながら旅を続けていると、簡単なことでも苦労をする。

券売機は、旧駅舎からそのまま持ってきたのだろうか。

新駅舎には、ちょっと場違いなレトロさも感じる、古風な機械だ。

昭和時代を思い出すような、レトロな雰囲気の券売機

昭和時代を思い出すような、レトロな雰囲気の券売機

券売機のボタンには、TAU NHANHといったシールが貼られてある。

台中には、出稼ぎのベトナム人も多い。

このベトナム語表記のシールも、券売機の操作に不案内なベトナム人のため、駅員が貼ったのだろうことは、容易に想像がつく。

「彰化」ボタン。タッチパネルよりは、こっちのほうが「買った」という実感が持てる

「彰化」ボタン。タッチパネルよりは、こっちのほうが「買った」という実感が持てる

オレンジ色の光を放つ「彰化」のボタン。

タッチパネル式のボタンが当たり前になった現代では、新鮮味すら感じる、ゴツゴツした出っ張り。

「押しごたえ」たっぷりの深さがあるボタンをプッシュすると、ガチャッという音がし、恍惚としてしまう。

プラットフォームへの階段からは、一気にモダンな雰囲気に変わる

プラットフォームへの階段からは、一気にモダンな雰囲気に変わる

券売機は旧式だったのに、プラットフォームは最新式。

このアンバランスさが台湾らしくて、良い。

だだっ広いプラットフォームを隅々まで監視する駅スタッフ

だだっ広いプラットフォームを隅々まで監視する駅スタッフ

乗り降りする人々。プラットフォームは最新でも、電車は旧式だ

乗り降りする人々。プラットフォームは最新でも、電車は旧式だ

乗客の乗り降りが完了。出発する電車を見送る駅スタッフ

乗客の乗り降りが完了。出発する電車を見送る駅スタッフ

フィリピン人集団の姿も。出稼ぎ労働者だろうか

フィリピン人集団の姿も。出稼ぎ労働者だろうか

新築のプラットフォームは、裸足で歩いても足が汚れないほど、清潔感たっぷり

新築のプラットフォームは、裸足で歩いても足が汚れないほど、清潔感たっぷり

これから乗る電車がホームへ入ってくる

これから乗る電車がホームへ入ってくる

一泊二日、あっという間の台中滞在ではあったが、大満足ステイ。

さて、これから「彰化」へ向かい、そこで新たな旅がスタートする。

旅の中で旅が始まり、まるで、水面を広まる波紋のように、伝播していく。

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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