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【ハノイ旧市街地の観光モデル】ハノイ「名もなき」すっぴん風景をめぐる街歩き《三部作》 第2話:昼のハノイ

投稿日:2018年12月1日 更新日:

あらすじ:本記事について

本記事は、《三部作》として制作したハノイ街歩き紀行文のうち、第2話にあたる。

第1話、第3話は、以下リンクからどうぞ!

早起きの観光客が活動し始める
【ハノイ旧市街地の観光モデル】ハノイ「名もなき」すっぴん風景をめぐる街歩き《三部作》 第1話:朝のハノイ

目次1 はじめに:とびっきり近く、安くなったハノイ2 朝のハノイ2.1 《午前7時》朝から「競い合う」ような働きっぷりの、ハノイっ子2.2 《午前8時》本場で食べる「本物」のフォー2.3 《午前9時》ことごとくジャンル細分化の進んだハノイの ...

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夜からが本番
【ハノイ旧市街地の観光モデル】ハノイ「名もなき」すっぴん風景をめぐる街歩き《三部作》 第3話:夕方〜夜のハノイ

目次1 あらすじ:本記事について2 夕方〜夜のハノイ2.1 《午後7時》大繁盛! 恐怖の「どす黒」即席ラーメン2.2 《午後8時》「ココナッツ麺」の振りかけられた極上アイスクリーム2.3 《午後9時》夜のハノイ駅で「旅情」を味わってみる2. ...

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昼のハノイ

無数にある個人商店が開店作業を終え、通勤バイクの大移動が終わり、街全体が「落ち着き」を取り戻す、昼のハノイ。

すでに太陽は高く昇っており、汗をかかずに観光することが難しくなっているけれど、営業しているカフェやレストランの数はグーンと増え、朝とは別の「良さ」があるひとときだ。

《午後1時》ハノイっ子が昼寝をガマンしてでも食べたい一品

昼休み時間に「昼寝」をすることが一般的なベトナムでは、昼食は早く切り上げて、少しでも「睡眠時間」を多く確保しようと考える人が多い。

それでも、テイクアウト、店内飲食のどちらもが、行列待ちの賑わいを見せる店が、ハノイ旧市街地にある(店名:ソイイェン、Xôi Yến)。

入店すると、眠そうなワンコと遭遇。

眠そうなワンコ

眠そうなワンコ

店員が追い出す様子もないところを見ると、この店で飼われている犬なのだろう。

ハノイっ子が、昼寝をガマンしてでも食べたい一品は、こちら。

Xoi Thap Cam(ソイタップカーム)

Xoi Thap Cam(ソイタップカーム)

もち米を蒸したものに、ベーコン、ゆで卵が盛りつけられたもの(メニュー名:ソイタップカーム、xôi thập cẩm)。

日本では体験したことのない食感だが、強いて言えば、「おこわ」の親戚にあたる料理?

ビールとセットで注文しても、たった三百円くらい。

モチモチした食感で、見た目よりもボリュームがあるので、食後、緩やかな眠気におそわれる。

《午後2時》地元ハノイっ子のボランティガイドに案内してもらう展示会

大量のノンラー(円錐形をした、ベトナムの傘帽子)が飾り付けられたDau Duy Tu(ダオドゥイトゥー)通り。

Dau Duy Tu(ダオドゥイトゥー)通り

Dau Duy Tu(ダオドゥイトゥー)通り

ここをしばらく歩くと、見慣れない、大きな建物が目に飛び込んで来た。

アジ吉
こんな建物、いつの間にできたんだろ?

コンクリートの壁は白く塗られ、中では展示イベントをやっている様子。

ハノイの歴史に関する展示会

ハノイの歴史に関する展示会

会場へ足を踏み入れると、説明ガイドのオニーサンが寄って来た。

入場料を取る様子もなく、館内に誰も先客がいなかったこともあり、マンツーマンで解説をしてくれる。

普段はソフトウエアエンジニアをやっているが、休日には、英語を練習するために、ボランティアガイドをやっているという。

【殊勝な心がけ】に感心すると同時に、外国人観光客にとって嬉しさがあり、彼にとっては英語の上達につながるという、win-winの関係だと思った。

古楽器コレクション

古楽器コレクション

大昔のベトナムでは漢字が使われていたことを示す展示物があったので、これを読めるか?と聞いたらNO。貴方の祖父母なら読めるか?と聞いてもNO。

祖父母は、貧しい農家に生まれ育ったため、教育を受けられなかったのだという【身の上話】も聞かせてくれた。

一階では古楽器コレクションの特別展、二階では古代ベトナムから近代ベトナムまでの歴史資料展示をざっくり解説してもらったが、「金品」を要求されることはなかった。

《午後3時》ベトナム男子の特権? 「お茶タイム」の謎

少しでも疲れたら、「お茶タイム」で一服するのが、ベトナム流。

どこへ行っても、街角には【ヤンキー座り】になるほど低い、プラスチック製のイスが置かれ、そこで「お茶タイム」を楽しむ男子たちの姿。

ベトナム男子たるもの、とにかく「お茶タイム」が大切なのだ。

お茶タイムは「男子特権」? その1

お茶タイムは「男子特権」? その1

お茶タイムは「男子特権」? その2

お茶タイムは「男子特権」? その2

お茶タイムは「男子特権」? その3

お茶タイムは「男子特権」? その3

アジ吉
ベトナムでは、「お茶タイム」は男子だけがするもの?

あまりにも男子ばかりなのでそう思ったが、もちろん、女子だって「お茶タイム」を楽しんでいる

女子の場合、ちゃんとしたお洒落なカフェ(室内)へ行くことが多いため、街角の風景ばかりを見ていると、男子しか「お茶タイム」を楽しまないのではと錯覚してしまいがちなだけである。

あくせくした生活の中でも、お茶を飲んで「個」のペースを大切にするあたり、どこか西洋文化に通ずるものを感じるが、フランス統治時代が長引いた影響も無関係ではなさそう。

フランスパンは「ベトナム日常食」の一つ

フランスパンは「ベトナム日常食」の一つ

西洋風デザインの窓枠

西洋風デザインの窓枠

フランス風のデコレーションをあしらった民家デザインや、街角で売られるフランスパンは、「カタチ」として見える分、分かりやすい【影響】だが、こういった生活様式にいたるまでも、ベトナムの人々の生活様式に【影響】を与えているのが、フランス統治という歴史の根深さである。

第3話《夕方〜夜のハノイ》へ続く。

夜からが本番
【ハノイ旧市街地の観光モデル】ハノイ「名もなき」すっぴん風景をめぐる街歩き《三部作》 第3話:夕方〜夜のハノイ

目次1 あらすじ:本記事について2 夕方〜夜のハノイ2.1 《午後7時》大繁盛! 恐怖の「どす黒」即席ラーメン2.2 《午後8時》「ココナッツ麺」の振りかけられた極上アイスクリーム2.3 《午後9時》夜のハノイ駅で「旅情」を味わってみる2. ...

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(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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