台北の郊外

台北旅行でインスタ映え写真ゲット。観光客が知っていそうで知らない穴場スポット(台北・近郊)

投稿日:2018年12月1日 更新日:

はじめに:日本人は写真好きな旅人が多い?

台湾旅行中、かならず料理を写真に撮影するアジ吉。

台湾人の友人からは「日本人って、料理を写真に撮ってから食べる人が多いよね、ほんと」と面白がられたこともあるが、日本人に写真好きな旅行者が多いというのは、多分あたっている ------ 言われてみれば、台湾人の友人が来日したとき、料理を写真に撮ることは、あまりないように感じられた。

きっと、台湾旅行へは、カメラを持参される方も多いと思う。

本記事では、台北市内や、十分に日帰りで訪問できるエリアの中から3つの「インスタ映え」スポットをご紹介する。

「台北植物園」|灯台下暗し? 西門から徒歩圏にあったインスタ映えスポット

西門から徒歩十五分くらいでアクセスできる「台北植物園」

日本人観光客というよりかは、地元っ子が、早朝や夕方の時間帯をねらって、健康促進のためにウォーキングや太極拳をするために訪れるスポットである。

園内をくまなく歩けば、「インスタ映え」必死の、美しい植物がちらほら見つかる、まるで【宝探し】に似た楽しさがあるけれど、ここを訪れる日本人観光客はほとんどいない(ほとんどのエリアを入場料無料で回れるのに、もったいない……)。

「ハリセンボン」みたいな植物

「ハリセンボン」みたいな植物

蓮の花

蓮の花

園内には小鳥も

園内には小鳥も

植物だけではなく、園内では小動物を見つけることもできる。

早朝に訪れてウォーキングでお腹をすかせ、その後、美味しい台湾料理の朝食を楽しむというスケジューリングがオススメだ。

インスタ映えの写真がゲットできて、朝食もおいしくいただけるという、一石二鳥のプランだ。

「農禪寺」|若い台湾人カップルでにぎわう「インスタ寺」

温泉で有名な「北投」を訪問する日本人観光客は多いが、そのすぐ近くに、地元っ子が「インスタ寺」として訪れる、奇抜なデザインのお寺があることは、あまり知られておらず、訪問する日本人観光客も少ない。

その名を「農禪寺」といい、決して、地元っ子が「インスタ寺」と呼んでいるわけでもないが、写真スポット(デートスポット?)としての人気は年々高まる一方で、大勢の台湾人カップルでにぎわっている。

「農禪寺」

「農禪寺」

まるで、ギリシャの「パルテノン神殿」と見紛うようなデザインの、コンクリート打ちっぱなしで造られた建物で、とても「寺」とは思えないテイスト。

何より、壁には「お経」が刻まれており、夕方になると日が差し込み、床に(お経の文字が)映し出されるという、ロマンチックな設計者のこだわりがある。

コンクリートに刻まれた「お経」

コンクリートに刻まれた「お経」

本堂内は撮影禁止なので、屋外から

本堂内は撮影禁止なので、屋外から

「北投」という、有数の台湾観光スポットから至近の距離に位置しながら、日本人観光客の間では、ほとんど注目されることがなかったからこそ、話題性も高いと思う。

交通アクセスも悪くないので、是非、次回の台湾旅行に組み入れてみてはいかがだろうか。

「猴硐猫村」|台北から電車で一時間、ニャンコの村。インスタ映えは必至

台北から一時間ほどの鉄道旅行をはさむことになるが、「猴硐猫村」も、是非訪問したいスポット。

その数、数百とも言われる頭数のニャンコが平和に暮らす村。

「猴硐猫村」のニャンコ 1

「猴硐猫村」のニャンコ 1

「猴硐猫村」のニャンコ 2

「猴硐猫村」のニャンコ 2

「猴硐猫村」のニャンコ 3

「猴硐猫村」のニャンコ 3

大勢の観光客が訪れるためか「カメラ慣れ」しているニャンコが多く、かなり近寄っても、逃げられることはない。

むしろ、カメラを構えたタイミングを見計らって、「ポーズ」をとってくれる子もちらほらいるので、期待するクオリティの写真を撮影できる可能性はグーンと高まるであろう。

猫カフェなども営業しているので、ニャンコ好きには「必訪」とも言えるスポットではなかろうか。

まとめ:アジ吉のインスタアカウント情報など

台湾旅行だと、つい、小籠包や龍山寺など「ありきたり」の定番テーマをインスタ投稿しがちではあるが、ほんの少し足を伸ばしてみるだけでも、オリジナリティに溢れた作品を撮影することができる。

マイ「こだわり」を表現できるスポットを事前調査する一助になればと願って本記事を執筆したが、少しでも興味を持っていただけると嬉しい。

台湾の魅力については、今後も、インスタへちょくちょく写真投稿するつもりなので、乞うご期待!

(参考)アジ吉のInstagramアカウントは こちら

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(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 仕事はエンジニアをしており、デザイン思考が気になる今日この頃。

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