台湾とベトナムのグルメ紀行文|アジアの放浪的旅行記

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台湾のお祭りで「炊き出し」のアテがハズれて落涙するも、絶品グルメ店と出会う。人生万事塞翁が馬

投稿日:2018年5月31日 更新日:

お祭りのパレード隊と歩いてやってきた公園で、昼食休憩時間に突入

その日は、とあるお祭り行事でパレード隊の後を追うように、台北の街を練り歩いてた。

「炊き出し」のアテがはずれる

二時間ほどかけ、「南京復興駅」からほど近い「興安公園」まで歩いて来た一同。

数百人ちかいパレード隊が、えらくせまい「興安公園」の敷地に陣取ったかと思うと、そのまま昼食休憩時間に突入

スイカで喉の乾きを潤す

スイカで喉の乾きを潤す

そりゃそうだ、五月といえど台北の暑さは厳しくそこを二時間以上、歩いてきたのだ。

誰だって、疲れる誰だって、お腹はペコペコ

パレードはまだまだ続く。「後半戦」に備えて体力キープ

パレードはまだまだ続く。「後半戦」に備えて体力キープ

アジ吉
オイラも腹ぺこぺこ……

パレード隊の人々へは、地元の町内会から「炊き出し」がオファーされている。

そう。台湾のお祭りでは、炊き出しが無料、しかも誰にでも振る舞われることが、よくあるのだ。

アジ吉
あわよくば自分にも……

ムシャムシャ食事をするパレード隊の人々を尻目で見ながら、内心、あつかましく期待していたのだが、単なる観光客で、ブラブラついて来ただけのアジ吉は、このお祭りでは、炊き出しの支給対象外であると判明。ちょっとションボリ

自分でランチを確保する必要が出てきた。

参考)「台北母娘文化季」の様子について

ちなみに、このお祭り「台北母娘文化季」の様子は、以下記事にてかなり詳しくレポートしたので、参考にしていただけると、大変嬉しい

京劇メイク
台湾旅行で、街歩き&食べ歩きに飽きつつある方は必見! 台湾の【お祭り】入門トリビア7選

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例年五月に開催されるこのイベントゴールデンウィーク連休期間と、祭りの開催日程がピッタリかぶることもあるゴールデンウィークに台湾旅行をする日本人にとっては、要チェックイベントである。

祭りに参加して、台湾旅行をより有意義なものにしていただきたい

他に選択肢がなく「しゃーなし」入店の一軒だったが……

パレード隊が何分くらい、「興安公園」に休憩しているか分からないので、ここからあまり遠くへは行けない

アジ吉
近場、かつ、ハイレベルな店はないものだろうか……

虫のいいことを考えながら周囲を見渡すが、営業している飲食店は、たった一軒

その名は、「金仙蝦捲魯肉飯」とある。

金仙蝦捲魯肉飯(興安店)

金仙蝦捲魯肉飯(興安店)

料理チョイスは店員さんへ一任。良きに計らってもらう「ミステリーオーダー」

午後二時を過ぎ、昼食のピーク時間帯が終わったせいもあるだろうが、店内は結構ガラガラ

ひょっとしたら、あまり美味しくない店かもと勘ぐるが、ここしか選択肢はない

とりあえず入店し、「魯肉飯」をオーダーするが、これとセットで、どれを注文したら間違いないかが、いまいち分からない

アジ吉
我要最好吃的菜(いちばん旨い料理をくれ)

台湾の飲食店って、実は、かなりフレキシブル

このひと言で、たいていの場合、店員さんはニヤリとして、即座に料理を選んでくれる

百元手渡して、良きに計らってもらった

何が出てくるか分からないぶん、ミステリーツアーならぬミステリーオーダーと言える。

「ダメ元・ランチ」が、まさかの「ラッキー・ランチ」に

まずは「魯肉飯」が、テーブルに届いた。

一口目を味わった直後この店が相当ハイレベルな一軒だと確信

魯肉飯

魯肉飯

ふくよかな豚肉から醸し出される、外見通り豊かな脂分がたまらない(やっぱり、豚肉は、脂が一番美味しい)。

しっかり煮込んだ豚肉を、煮汁ごと白米にぶっかけるという、一見「簡単」な料理だが、客をうならせる「一杯」が出せる店は、台湾中さがしても、さほど多くない

お次は、「トマト入りの麻婆豆腐」。レタスが添えてある。

副菜「トマト入りの麻婆豆腐」

副菜「トマト入りの麻婆豆腐」

こいつには、やられた

トマト + 麻婆豆腐 + レタスという、人生初体験となる食材コンビネーションであったが、麻婆豆腐の「辛さ」が味覚へ届く前に、トマトの「酸味」が先にやってくる。

麻婆豆腐に、トマトが入っている

麻婆豆腐に、トマトが入っている

酸味が辛さを薄め、辛さが酸味を薄めお互い見事にブレンドし、感動的な味わいを醸し出している。おまけに、ニンニクも含まれて、マイルドさを高めるのに貢献している。

お次は、「蝦捲」ひらたく言うと「海老まき」である。こいつも、抜群に美味しかった

蝦捲

蝦捲

日本人でも馴染みある食材に例えて表現したら、「さつま揚げ」の外側を、「揚げ春巻き」のようにカリッとした皮でくるんだ料理。

「さつま揚げ」の中には、プリップリの海老が投入されており、口にした途端、それはもう、味わった者だけが体験できる極楽浄土パラダイスである。

日本でチェーン店を出してくれたら、毎日でも通い詰めたい一軒だ。

ふりかえり

店員さんに「一番ウマいのを出して〜」曖昧なオーダーをしたが、結果的には、自分ひとりでは試さなかっただろう、絶品グルメと出会うことができた。

そもそも、このお店へ入ったキッカケは、お祭りの「炊き出し」のアテが外れたことだった。

人生万事塞翁が馬、と思えるラッキー・ランチ

店名 金仙蝦捲魯肉飯(興安店)
住所 台北市中山區興安街51-4号1F

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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