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日本語、英語、中国語。台湾旅行どれがいい

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台湾をめぐるコトバ事情

日本語ガイドがつきっきりでエスコートしてくれる場合であっても、台湾旅行中、モノを買う、料理を指定する、場所を尋ねるなど、現地では何らかの「コトバ」を発する必要がある

日本人観光客であれば、(これから学習する言語も含めて)日本語、英語、中国語の三択から選ぶことになるだろう。

言語選択について考えてみる

言語選択について考えてみる

幸運にも中国語に堪能な方は別として、実際問題、どの言語が台湾旅行で一番実用的なのか

結論を先に言うと「英語」なのだが、現地での旅行体験に基づき、各言語の事情をご紹介したいと思う。

【日本語】基本的に台湾では通用しない

まるでネイティブと思ってしまいそうになるほどりゅうちょうな日本語を話す高齢者の方々。

吉野家、ユニクロ、おなじみの日系チェーン店がいたるところにある街並。

日本文化が大好きな台湾

日本文化が大好きな台湾

そういった背景もあり、つい「台湾では日本語が通用する」という幻想を抱きがちであるが、フタを開けると、日本語が通用するのは、空港やホテルなど、ごく限られた場所のみ

「あぁ、台湾って、外国だったのだ」と現実に引き戻される。

基本的に、台湾で日本語は通じないと覚えておこう。

【英語】台湾における「外国語シェア」トップの座を獲得

アジア圏の国ほぼすべてがそうであるように、台湾でも、学校で一番熱心に教育されているのは「英語」である。

台湾の若者の間で、日本語人気の傾向があることは事実だが、一位の英語には、圧倒的な差を付けられている

台湾社会の特性についても、少しだけ触れておくと、大学進学率は八割、専門学校も含めると、高卒者はほぼ100%が進学するとも言われる「超学歴社会」。学生たちの「英語」の学び方も、人生をかけている分、真剣そのもの

「超学歴社会」の台湾

「超学歴社会」の台湾

先日、台北で催された世界最大級規模のコンピュータ市へ足を運んできたアジ吉。

昨年度(2017年)の数字では、来場者数は十三万人。何より、海外から四万人ものゲストを迎えるというスケールなので、会場運営はてんやわんや

変幻自在PC 2
台湾旅行は、朝市でも夜市でもない【コンピュータ市】という新発想。「台湾版ドンキホーテ」的楽しさのComputex渾身レポート

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そこでハッとしたのは、四万人の海外ゲストに手際良く対応する、学生ボランティア(アルバイトかも……)の姿である。

学生ボランティアの全員が、実用レベルの英語を使いこなしている。

英語スキルを高めた学生が集まっていた

英語スキルを高めた学生が集まっていた

もちろん、「海外ゲスト対応」となると、英語力に自信のある学生しか志願しないだろうし、アジ吉がコンピュータ市で見て来た学生ボランティアたちは、台湾社会のごく一部を切り取った「とある側面」に過ぎないという見方もあるが、ファミリーマートであれ、夜市の露店であれ、単語レベルであれば「英会話」が成立する

一般市民で平均すれば、英語の通用度合いは日本と大差ないけれど、台湾人は、「相手」が外国人と分かっただけで逃げるような「外国語アレルギー」が日本人ほど強くない。また、日本人だと分かると、とても親切に助けてくれるので、まずは英語で声をかけてみるのは有効な方法だ。

【中国語】漢字の取っつきやすさと裏腹に、意外と高いハードル

「漢字」を使った筆談コミュニケーションは便利だが、多くのシチュエーションでは、紙とペンを使って話すほど悠長に構えていられないのが実情。

また、中国語は発音システムが非常に難関であるため、これをマスターするのに学習コストを要し、さらに、単語一つひとつの読み方を暗記するための記憶力も必要だ。

言語学習の道のりはきびしい

言語学習の道のりはきびしい

中国語の発音システムが複雑すぎるので、いちど、わざと「声調」を間違えて話しかけてみたら、まったく通じず、正しい声調で言い直すと、一発で通じた

ちょっとくらい間違っていても通じるという感覚は甘かったというのが理解できた。

おわりに

そう考えると、日台双方の学校教育で英語が浸透している以上、両者が「英語」で意思疎通をするのが一番の近道という結論が出る。

もちろん、日本人であることのメリットを最大限にいかして、英語と筆談をチャンポンで使うという手段も、かなり現実的だと思う。

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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