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【レポート】日本自動車博物館(石川県)訪問|博物館の感想、楽しみ方のコツから、周辺での食事まで

投稿日:

日本自動車博物館へ|地方都市に突如あらわれる、豪壮たる洋風建造物

石川県に「日本自動車博物館」があるというので、フラリと訪問することにしてみた。

アジ吉
石川県に自動車博物館…… なんで石川? なんで自動車?

頭の中が「?」マークでいっぱいの状態だった。

ところが、博物館へ到着した瞬間、スーッと納得できた気がする。

アジ吉
博物館、デカすぎ!

地方都市に突如あらわる、豪壮な造りの洋風建造物

よくよく考えればアタリマエのことだが、クルマは一台でも場所をとる。

それが五百台も収容されている博物館ともなれば、広々とした土地を確保するのが容易な地方都市しかあり得ないのだろう。

ちなみに、数ある地方都市の中でも石川県が選ばれた理由は、加賀温泉郷が近くにあり、温泉訪問客の流入も狙えるという戦略があったのだとか。

「日本自動車博物館」の威風堂々とした建物

「日本自動車博物館」の威風堂々とした建物

ある意味、この建物自体も「展示品」と言ってよいのかも知れない。

来館者に「アッ」と驚きの声を上げさせ、楽しませることに一躍買っているのだから。

博物館前に、いきなりゴージャスな外車が待機しているので、気分もアガる

博物館前に、いきなりゴージャスな外車が待機しているので、気分もアガる

来館者を出迎えるように駐車されている、博物館玄関前の「一台」。

おそらく、展示品は、どれも数千万円か、値段がつかない価値の「一台」ばかり

ここで入場チケットを買う

ここで入場チケットを買う

再入場のためには、入場券の「半券」が必要となる

再入場のためには、入場券の「半券」が必要となる

受付で入場券を購入。

なお、入場券の「半券」は、再入場に必要館内では、床に落ちているのを目にした

落としても気づかないようなサイズの紙片なので、失くさないように注意したい。

入館すると、「世界のトイレ」というポスターが目についた。

館内には「世界のトイレ」

館内には「世界のトイレ」

どうやら、世界中の国々から便器が集まっているらしい。

トイレへ行くつもりもなかったが、ついつい覗き見

便器のカタチがすべて違うのは、「出身国」が異なるから

便器のカタチがすべて違うのは、「出身国」が異なるから

左から順に、アメリカ製、フランス製、オーストラリア製で、写真には写っていないが、他にも色々な「国籍」のトイレが、ところぜましと並んでいた

便所を「便器の博物館」にしてしまうとは、あっぱれな発想である

日本自動車博物館|外車コレクション編

特定の自動車メーカーの博物館ではないので、世界中のメーカー車が集う

特定の自動車メーカーの博物館ではないので、世界中のメーカー車が集う

「日本自動車博物館」という名称は、ちょっと誤解をしやすい。

日本車だけを展示している博物館ではない

世界中の自動車を集められた、日本にある自動車博物館という意味だ。

本当に、よくこれだけの車種を、世界中から収集できたものだと感服せざるを得ない、莫大なコレクションが集う。

ジャガー XK140(イギリス、1954年製)

ジャガー XK140(イギリス、1954年製)

ポルシェ 356B クーペ(ドイツ、1963年製)

ポルシェ 356B クーペ(ドイツ、1963年製)

フィアット 500A トッポリーノ(イタリア、1936年製)

フィアット 500A トッポリーノ(イタリア、1936年製)

MG-TD(イギリス、1951年製)

MG-TD(イギリス、1951年製)

MG M-Type(イギリス、1929年製)

MG M-Type(イギリス、1929年製)

二十一世紀の日本を走る自動車は、コンピュータで「最適な」車体デザインを計算しているせいか、どれも、似通ったデザインのボディになって、面白みがない

それと比べたら、ここに展示されているウン十年もののクルマたちは、燃費は「最悪」かも知れないが、どの二台を選んでも「似ている」なんて言えない。こういったクルマの時代を生きた人たちは、さぞや、自動車を選んだり、乗ったりすることが楽しかっただろうなぁと思いを馳せてみる。

ロールスロイスのエンブレムをアップで撮影

ロールスロイスのエンブレムをアップで撮影

ロールスロイス シルバースパーⅡ(1989年製)。

一般庶民の自分は一生、買うことはもちろんのこと、室内へ足を踏み入れることすらないだろう

イギリスの故・ダイアナ妃が、来日時に乗車されたという「歴史的な一台」の個体でもあり、はるばる石川県までやってきた甲斐があるというもの。

自動車を五百台を収納する、広大な館内空間

自動車を五百台を収納する、広大な館内空間

収容台数「五百台」というボリュームは、想像以上の見応え。

昼食を挟んで、「前半」と「後半」に分割すると、体力も集中力もキープしながら、じっくり鑑賞できる

自分にあった「ペース配分」を心がけよう。

日本自動車博物館|国産車コレクション編

日本車も、気が遠くなるほど豊富なコレクション。

戦前のクルマも含まれるが、どれもがピカピカに磨かれており、今にも走り出しそうである。

実際、展示品の多くは、いつでもエンジンがかかると言ってもよい良好コンディションなのだとか。

みずしま(三菱)

みずしま(三菱)

日野ルノー 4CV(日本、1953年製)

日野ルノー 4CV(日本、1953年製)

日産ダットサン(日本、1938年製)

日産ダットサン(日本、1938年製)

いすゞ BXD30 ボンネットバス(日本、1968年製)

いすゞ BXD30 ボンネットバス(日本、1968年製)

『ALWAYS続・3丁目の夕日』にも出てきたバス。

車内へ入ることもできるように、展示されている。

名称 日本自動車博物館
住所 〒923-0345 石川県小松市二ツ梨町一貫山40番地
開館時間 9:00~17:00 入館は16:30まで 休館日:年末(12月29日~31日)
入場料 大人1,000円、小人(小・中学生)500円
電話番号 0761-43-4343

昭和食堂へ|地元の名物食堂で、モリモリ元気をもらえるランチ

博物館の広大な敷地を歩きつづけると、お腹も空く。

アジ吉
腹ごしらえするべ……

そう考えたのはいいが、博物館の周辺は「過疎地」といった感じで、ガランとしており、ほとんど商店がない。

Google Mapで検索(地図は、本ページの末尾に掲載)すると、幸いなことに、車で五分ほどの距離に、とても面白そうなラーメン屋があった

その名を「昭和食堂」という。

ランチはここ「昭和食堂」がオススメ!

ランチはここ「昭和食堂」がオススメ!

店員さんの元気な声が響き渡る店内

店員さんの元気な声が響き渡る店内

いらっしゃいませのかけ声が、ガチで本気。

スタッフ全員が、全力投球で接客していることが、入店直後の七秒間でビビっと伝わってくる雰囲気

よく見てみると、客を楽しませる「仕組み」がたくさん

よく見てみると、客を楽しませる「仕組み」がたくさん

メニューは、ラーメン屋にしては、ずいぶん豊富。

ほとんど食堂がない、過疎化のすすんだ地域にて、これだけ充実した「一軒」に出会えるとは、予想外の展開だった。

メニュー その1(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その1(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その2(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その2(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その3(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その3(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その4(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

メニュー その4(注意:2018年3月時点での内容であり、変更の可能性あり)

オードブルの注文も受け付けているという、異彩の「ラーメン屋」

オードブルの注文も受け付けているという、異彩の「ラーメン屋」

税、配送料コミで、これだけボリュームたっぷりのオードブルが三千円で配達してもらえるようだ。

軽く二人前はありそうなボリュームなので、外食するよりも、かなり安上がりになるだろう。

料理ができるまでの時間つぶしに、「塗り絵」をいただいた。子連れには嬉しいサービス

料理ができるまでの時間つぶしに、「塗り絵」をいただいた。子連れには嬉しいサービス

料理ができるまでの時間つぶしになるよう、店員さんが、塗り絵セットを持ってきてくれた

ただ単に食事をする場所ではなく、お客さんに楽しんでもらおうという、お店の心意気を感じる

「炭鶏麺(しゃもめん)」をオーダー

「炭鶏麺(しゃもめん)」をオーダー

「炭鶏麺」という字面のごとく、鶏肉がトッピングされたラーメンがテーブルに届いた。

鶏肉は、炭火調理独特の風味がして、二度楽しめる

まず、口元まで運んだときの香りで得られる「楽しみ」。

そして、口の中に入れ、カリッカリの表面を破り、プリップリ肉の食感があらわになる食感で、二回目の「楽しみ」。

鶏もいいが、肝心のスープと麺が、これまたイイ!

鶏もいいが、肝心のスープと麺が、これまたイイ!

中細のチュルチュル中華麺には、ほんのりと塩っけがあり、食欲をそそる。

和風出汁は、この麺と実によくマッチしており、同時に、和風出汁のあっさりさによって、鶏肉の脂っこさが打ち消されるようにもなっており、食後感スッキリ。

「チャーハン(500円)」も注文

「チャーハン(500円)」も注文

チャーハンも注文した。

個人的には、もう少し炒めて、カリッと食感がするくらいに仕上げてほしい気もしたかなぁ。

なんと、「線香花火」がパチパチ光る、お子様もサプライズのランチが

なんと、「線香花火」がパチパチ光る、お子様もサプライズのランチが

パチパチパチパチ……

なんか音がすると思ったら、「お子様SLセット」のお出まし。

「線香花火」の光るランチなんて、初めて見た。

なんと、線香花火つき、乗り物タイプの「お子様SLセット」

なんと、線香花火つき、乗り物タイプの「お子様SLセット」

とにかくユニークな「お子様SLセット」。

近くに自動車の博物館があることを意識してか、SLの形をしたトレイにフライ、ポテト、おにぎりなどが盛り付けられている。

これに加え、ミニラーメンもセットされているので、幼稚園児や小学一年生だったら、ぜんぶは食べきれないボリュームかも知れない

「お子様SLセット」についてきたソフトクリーム

「お子様SLセット」についてきたソフトクリーム

色とりどりのトッピングがふりかけられたソフトクリームも出てくる。

とにかく、お子様にはパラダイスである。

店内には、昭和チックな懐かしいアイテムも

店内には、昭和チックな懐かしいアイテムも

アニメ『トトロ』で、さつきが本家の電話を借りるシーンで出て来たのと同じタイプ

アニメ『トトロ』で、さつきが本家の電話を借りるシーンで出て来たのと同じタイプ

「昭和食堂」という名に負けないよう、しっかりとレトロな雰囲気が演出された店内。

立派な壁掛時計も、やたらでかい電話も、現代では、iPhoneという、手のひらサイズの端末で代用されてしまうようになった。

便利になると、いろいろ味気なくなる

とにかく、遊び心たくさん

とにかく、遊び心たくさん

レジ前には、「昭和」なおもちゃが壁に貼り付けられており、一品一品、見ているだけでも、飽きない

日本自動車博物館での訪問時には、ぜひとも立ち寄りたい一軒。

店名 昭和食堂 小松本店
住所 〒923-0342 石川県小松市矢田野町ヌ-15
営業時間 11:00~翌0:00(L.O.23:45)
電話番号 0761-43-1833

旅のまとめ

移動時間、観光時間、食事時間コミコミで、ざっくりした時間配分

日本自動車博物館は、その膨大なコレクションゆえ、再入場の仕組みをつかって(午前と午後など)二回に分割して鑑賞することをおすすめしたい

10:00 JR粟津駅下車、「日本自動車博物館」へ。展示を楽しむ(前半)

【交通情報】JR粟津駅から博物館 …… 3.3km、タクシーで約七分

12:00 「昭和食堂」にてランチタイム

【交通情報】博物館から「昭和食堂」 …… 1.9km、タクシーで約五分

13:00 昼食後、ふたたび「日本自動車博物館」へ。展示を楽しむ(後半)

再入場には、入場券の半券が必要。紛失にはご用心

 

今回訪問した、「日本自動車博物館」と「昭和食堂」の位置情報についても、Google Mapの画面コピーを参考情報として添付しておく。

赤ワクを上から順に、「JR粟津駅」、「昭和食堂」、「日本自動車博物館」

赤ワクを上から順に、「JR粟津駅」、「昭和食堂」、「日本自動車博物館」

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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