ハノイ

ハノイのグルメを満喫できる、おすすめレストラン・永久保存版カタログ。定番のフォー、ご飯もの、ヤギ鍋から、スイーツまで完全網羅

投稿日:2018年12月28日 更新日:

はじめに:ハノイ以上に、グルメ記事が書きづらい街は、世界中どこにもない

大好きなハノイについて、これまで、けっこうな数の記事を投稿してきた。

記事ジャンルとして、「旧市街地探索」や「郊外の穴場スポット」などの写真紀行文を充実させてきた一方、グルメ方面については、十分なボリュームを書けていなかった。

ハノイはお洒落。周囲の街路樹と自然に混ざり込む「アート」

ハノイはお洒落。周囲の街路樹と自然に混ざり込む「アート」

ハノイの「レストラン事情」は、質・量ともに世界トップクラス ——— かつ、そのクオリティを考えると、レストラン側にしてみれば「不当」とも言えるほどにリーズナブル。

旅行ブロガーをやっているくせに、文を書くことを、大の苦手とするアジ吉。

「語り尽くせぬ」ハノイでの美食体験を、たかが数分で読める記事にコンパクト化する力量も自信もないけれど、三度、四度、五度……と同じレストランへ通い続けるうちに、この美味しさを読者とシェアしないと、ブロガー失格と感じたことが、本記事を作成するモチベーションにつながった。

【フォーの本場】ハノイで頂点をきわめる一杯「Pho Gia Truyen」

本物の「美味しさ」を体で覚えているハノイっ子。

「美食」へのこだわりはすさまじく、慌ただしい平日の朝であろうと、長い行列にヒョイと参加してしまう。

早朝から行列ができる

早朝から行列ができる

半ば、バイクの「駐輪場」と化した歩道の上に収まりきれず、車道まで伸びてしまった行列。

店頭にあるキッチンでは、料理人が一秒たりとも手を休めることなく、フォーを作り続けている。

一秒も手が休まることはない繁盛っぷり

一秒も手が休まることはない繁盛っぷり

麺を茹でる者あれば、野菜や牛肉を切り刻む者あり ——— いつ行っても同じ顔ぶれのメンバーが、以心伝心のテンポ感で、それぞれの持ち場を切り盛り。

この店では、フォーを受け取るのも、空席テーブルにありつくのも、すべて客によるセルフサービス。

食欲をそそる盛りつけ

食欲をそそる盛りつけ

「うまいフォーを作る」以外の仕事は作らないという、店側のメッセージが聞こえてきそうである。

フォーには、牛肉とスープを入念に絡ませてから、口に運びたい。

「フォーはどれも同じ」と思うなら、ここの一杯を

「フォーはどれも同じ」と思うなら、ここの一杯を

行列で待ち続けた忍耐や空腹感が、この一口でどれだけ報われるかは、わざわざ書く必要すらないだろう。

「フォーはどこで食べても、だいたい同じ」と感じたことがあるならば、ここの一杯を味わって見てほしい。

店名 Pho Gia Truyen
住所 49 Bát Đàn, Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間 06:00-11:00, 17:00-22:00(売切れ次第閉店)

ハノイ名物の雷魚料理「Ha Noi Tan Tan (Cha ca Tan Tan)」

ホアンキエム湖の南端という、素晴らしいロケーションの「一軒」。

車道に面しているのに、何か落ち着いた雰囲気がするのは、あの騒々しい「旧市街地」から少し離れている効果だろう。

Ha Noi Tan Tan (Cha ca Tan Tan) 店舗

Ha Noi Tan Tan (Cha ca Tan Tan) 店舗

細長い廊下。店舗は階段を上ったところにある

細長い廊下。店舗は階段を上ったところにある

お店の建物は、びっくりするほど細長いので、住所だけを頼りにやってきた人は、気づかずにスルー必至 ——— もし、一発で見つけられた人は、自慢する資格があると思う。

決して、派手な看板がピカピカ光っているわけでもないし、店先で呼び込みをするわけでもないが、地元ッ子や観光客で連日賑わう人気店。

地元民でにぎわう店内

地元民でにぎわう店内

ビールと一品料理、鍋を注文しても2,000円くらいとリーズナブルだけど、ベトナムの物価からすると、十分に「高級店」と言える。

鍋の準備には、若干時間がかかるので、ビールと一品料理をゲットしたい。

春巻きは2人前からの注文となっている

春巻きは2人前からの注文となっている

春巻きは、二人前からのオーダー。

白身魚(雷魚)、野菜、ブン(米でできた麺)、ピーナッツなどがテーブルに運ばれてきたかと思うと、店のネーさんが「鍋奉行」をしてくれる ——— これまで何百回、何千回と調理してきたのか、動作一つひとつに無駄がなく、楽譜を見ずに演奏するピアニストのよう。

「鍋奉行」ネーさん

「鍋奉行」ネーさん

きつね色に仕上がっていく

きつね色に仕上がっていく

たっぷりのオイルで炒めると、白身魚は、きつね色へとこんがり焼け、香ばしい蒸気がテーブル一帯をつつみこむ。

テーブルへ運ばれてきた時点では、ドン引きするくらいのボリュームがあった野菜も、鍋で炒められると、しんなり縮こまり、「一人前」にはちょうどの分量に収まる。

100回以上、ベトナム旅行をしているアジ吉は、もちろん「食べ方」を知っているのだが、「外国人客」というくくりで見られるため、一杯目を必ずレクチャーして貰える ——— 手先の器用なベトナム人に任せると、あっという間に美しく盛り付けられる不思議。

トッピング類を小皿にもりつけて、いただく

トッピング類を小皿にもりつけて、いただく

カリカリのピーナッツ、モッチリした麺、ほどよくシャキシャキ感の残った野菜を、オイルが滑らかにまとめあげてくれる。

中毒性のある料理で、ツボにはまった人は、帰国後、一番食べたくなるベトナム料理だと思う。

店名 Ha Noi Tan Tan (Cha ca Tan Tan)
住所 15 Tràng Thi Hàng Trống Hoàn Kiếm Hàng Trống Hoàn Kiếm Hà Nội
営業時間 11:00-14:00, 17:30-21:00

モチモチ、ホクホク「コメ先進国」ベトナムが誇る、おこわご飯「Xoi Yen」

日本以上に「米文化」の浸透した国、ベトナム。

トリップアドバイザーの記事を引用させてもらうと、実は、日本って、米の消費量ランキングで世界50位なのだ。

世界、お米の消費量ランキング

世界、お米の消費量ランキング

ひとりあたりの一日のコメ消費量で言うと、日本の119グラム(世界ランキング50位)に対し、ベトナムは398グラム(同4位)。

さすがの「コメ先進国」ベトナムだけあって、お米の使い方がうまいなぁと感心する一軒がこちら「Xoi Yen」

「Xoi Yen」店舗

「Xoi Yen」店舗

日本の「おこわ」や「炊き込みご飯」と似たジャンルの料理を出すお店だが、最大の特徴は、具の組み合わせを客が自由に決められるところ ——— 上に乗っかっているトッピングはもちろん、下にある「ご飯」の部分も、いろんな種類が用意されている。

ゆで卵、ベーコン、ミンチ肉などが豪快に盛り付けられたバージョン。

Xôi thập cẩm(具沢山バージョン)

Xôi thập cẩm(具沢山バージョン)

こちらは台湾の豚肉ご飯「魯肉飯」にそっくりの一品で、モチモチのお米を、「おこげ」が付くほどしっかり炊いたもの。

Xôi thịt kho(ベトナム風の魯肉飯)

Xôi thịt kho(ベトナム風の魯肉飯)

目玉焼きと卵焼きの中間(厚めの目玉焼き? 薄めの卵焼き?)をねらったような「しっかり卵」が乗っけられたバージョン。

Xôi trứng ốp(卵焼き乗せご飯)

Xôi trứng ốp(卵焼き乗せご飯)

なお、いずれのメニューを注文しても、「ピクルス」のような味のコリコリした漬物がセットで提供されて来る ——— お米のモチモチ食感との対比を楽しみたい。

歯ごたえ・味ともに、「ピクルス」のような漬け物

歯ごたえ・味ともに、「ピクルス」のような漬け物

一つ食べるだけでも、かなりボリューム感があるので、複数のメニューを楽しみたい場合、グループで訪問し、少しずつシェアするという戦略が吉◎

一品一品が個性豊かで、お米好きの日本人なら連日通っても飽きがこないと思うので、このレストラン近くに宿を確保し、昼食や夕食でリピートするのも良いアイデア。

店名 Xoi Yen
住所 35B Nguyễn Hữu Huân, Hàng Bạc, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間 07:30-00:00

南国なのに「肌寒い」ハノイで食べると、美味しさ100倍のヤギ鍋「Nhat Ly」

「南国イメージ」の強いベトナムだが、北部は結構冷え込み、せっかく南国までバカンスへやって来たというのに、朝夕は「肌寒い」と感じることが多い。

ハノイの街中で、鍋料理をつつく人々を見かけることは、この気候も無関係ではなかろう ------ 寒い日に鍋が恋しくなるのは、万国共通の発想らしい。

路上にベンチを並べただけの店舗や、「築百年」クラスに年季の入った店舗が多いなか、こちらはモダンなデザインの店舗で、観光客でも安心して、鍋料理が楽しめる一軒「Nyat Ly」

黒ヤギ

黒ヤギ

白ヤギ

白ヤギ

店頭のヤギにギョッとするが、もちろん剥製で、動くことはないので、ご心配なく。

新しくて、けっこう高級感溢れるインテリアなので、客層としては外国人が多いのかと思いきや、(この日は)ほとんどが酒&鍋好きの地元民。

酒&鍋好きの地元民でにぎわう

酒&鍋好きの地元民でにぎわう

上半身裸のおじさんがいることは、いくらベトナムが自由気ままな国だとは言え、たぶん目の錯覚ということにしておこう

もちろん、看板メニューである、ヤギ鍋「Lẩu Đế(ラウゼー)」を注文。

これでも一人前

これでも一人前

大量の「草」を出されると、ウシになった気分

大量の「草」を出されると、ウシになった気分

鍋には大(490,000ベトナムドン、約1,580円)・小(330,000ベトナムドン、約2,340円)の2サイズがあったけれど、「小」にしておいて大正解だったと後に安堵することとなる ------ わりと大柄の成人男性であっても、「おひとりさま」の場合、小をフィニッシュするので精一杯だった。

鍋を待つ間、ビールで「フライングスタート」。

「サイゴン・スペシャル」を愛でる

「サイゴン・スペシャル」を愛でる

ベトナム製ビールは総じて「水っぽい」味わいがするけれど、ビールを飲みながら「水分補給」の喉越し感覚を得られることが、大衆ウケするコツなのだと思う ------ 日本では「辛口」のビールが好まれるが、どんなビールが流行るかは、その国の風土も少なからず影響するところなのかも知れない。

鍋が「ごとく」に乗せられると、あまりにも小さいサイズを見て「大にしとけば良かった?」と思うが、見た目で判断してはいけない

鍋は「一人前」サイズ

鍋は「一人前」サイズ

ヤギ肉、レンコン、湯葉、野菜、豆腐、えのき、タロイモなど、ものすごい分量の具材を投入していくので、鍋のサイズはあまり関係がないのだ。

ちょうど食べごろになるタイミングで、スタッフが「鍋奉行」をするため、テーブルへやって来てくれる。

「鍋奉行」がついてくれる

「鍋奉行」がついてくれる

いい案配に、できあがってきた

いい案配に、できあがってきた

肉も野菜もたっぷり

肉も野菜もたっぷり

小皿によそってもらったものへ、(必要に応じて)タレをつけて、いただく。

ヤギ肉は、処理が十分でなければ、生っぽさが残ったり、においが気になるものだが、その点、こちらのお店は「優等生」。

コリコリして柔らかいヤギ肉

コリコリして柔らかいヤギ肉

よくスープがしみ込んで、すっかり食べやすい段階にまで調理されているので、ふだんヤギ肉を食べる習慣がない人にでも、幅広く受け入れられる味わい

野菜や肉を平らげるころには、すっかり胃袋が悲鳴をあげていたのだが、「和風だし」に近い、あっさりベースの美味しいスープが鍋に残っているのを見ると、もったいない。

鍋とは、罪な料理で、食べ終わるころのスープが(いろんな具材のエキスが溶け込んで)一番美味しく「できあがって」しまう。

ここで「麺でシメる」をせずに、帰っていいわけがない。

「麺でシメる」のは万国共通

「麺でシメる」のは万国共通

スープを吸って、「フォー」のように、けっこうドッシリと重みのある麺に

スープを吸って、「フォー」のように、けっこうドッシリと重みのある麺に

麺は、一見すると「春雨」のように軽い食感だと思えたが、それは誤解だった ------ ゆがいてみると、たちまちスープを吸い取って「フォー」のようにドッシリした、本格的にがっつり食べる「麺」へと変身してしまったのだ。

もう、これ以上食べると、その場から身動きできなくなるレベル。

お会計は、433,000ドン(約2,060円)

お会計は、433,000ドン(約2,060円)

会計を済ませた後も、苦しくてすぐには動けず、しばらくテーブルでベトナムの本を読んで、その場をやり過ごす始末……

これだけクオリティの高い鍋を、ボリュームたっぷり楽しんで、かつ、ビールも「おかわり」したのに、約2,000円という破格コスパ。

この店へ来るためだけに、またハノイ旅行をしたいと真剣に思う。

店名 Nhat Ly
住所 15A Hàng Cót, Hàng Mã, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間 10:30-21:30

ハイフォン名物の麺料理バンダーが楽しめる「Mien Banh Da Cua Ly Quoc Su」

「温かくて、具沢山の『何か』が食べたいけれど、鍋はボリューム的にちょっと多すぎる」

そんなワガママな願いを叶えてくれる店が、こちら「Mien Banh Da Cua Ly Quoc Su」

少し分かりづらい立地の店舗

少し分かりづらい立地の店舗

いかにもディープなローカルレストランといった感じで、宣伝に熱心する様子でもなく、あかぬけない印象の店舗なので、自分から「見つけにいく努力」が必要な存在感。

注文したのは、おそらく十種類くらいの具材が投入されている「Bánh đa cua」。

Bánh đa cua(具沢山ヌードル)

Bánh đa cua(具沢山ヌードル)

麺の味わいは「そば」に近いが、まるで「きしめん」のように横幅でもあり、他のベトナム麺料理とは一線を画す存在感を放つ料理、ここにあり。

昼食としてはもちろん、(ボリュームに加えて)適度なゴージャス感があるため、夕食としても悪くはないチョイスだ。

店名 Mien Banh Da Cua Ly Quoc Su
住所 6 Phùng Hưng, Hàng Mã, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間 08:00-22:00

ハノイでも数少ない、実力派のスイーツ専門店「Minci」

地元・ハノイっ子に愛されてやまないスイーツ店「Minci」へ、開店時刻10:00きっかりにやって来たはずだが、まだシャッターが降りたまま。

それから三分後、バイクでやって来たのは、角刈り&いかつい目つきという、スイーツ店のスタッフとは想像も及ばない風貌のニーさん。

人を見かけで判断してはいけないとは、このことだろうか ------ アジ吉が「客」だと分かった途端、顔がほころんで「スイーツ店員」の笑顔になり、急いで、一人分の椅子とテーブルを用意してくれた。

スイカジュースでのどを潤す。

スイカ・ジュース

スイカ・ジュース

他の果物と違って、スイカの甘さには「しつこさ」がなく、まるでミネラルウォーターのようにゴクゴクいけてしまい、飲後感もきわめてスッキリ。

この店で一番おすすめなのが、「Kem trái dừa(ココナッツ・ソフトクリーム)」

店員さんに注文を投げると、「とびっきりおいしいの作るよ!」という顔で、大きな冷蔵庫に手を突っ込んで、一番奥にある、一番冷えたココナツを取り出してくれた ------ わずか一分くらいで完成しちゃうソフトクリームが、こちら。

Kem trái dừa(ココナッツ・ソフトクリーム)

Kem trái dừa(ココナッツ・ソフトクリーム)

「千切り」状に刻まれたココナツの実は、適度のコリコリ・シャキシャキ感を演出しており、これがクリームの上にパラパラ振りかけられていて、両者の食感コントラストがたまらない。

さらには、甘い豆も入っており、コリコリ・シャキシャキしたココナツの実、とろとろのアイスクリーム、柔らかのフニャフニャ豆。

プリプリの肉が殻の内側に残っている

プリプリの肉が殻の内側に残っている

完食!

完食!

これを最高と言わず、何を最高というのだろう ------ かなり食べ応えのあるボリュームだが、スプーンはノンストップで、あっという間に完食。

サイド系のスイーツメニューも、見逃せない。

普通のプリン

普通のプリン

マンゴー・プリン

マンゴー・プリン

一品あたりのボリュームが、ほんの少しであるため「おひとりさま」でも、プリン2種類を食べ比べを楽しもう ------ どちらとも、地元民が「爆買い」でお持ち帰りしていく、人気メニューだ。

プリンの後には、マンゴー・チェー。

Chè xoài(マンゴー・チェー)

Chè xoài(マンゴー・チェー)

ジェリーのつぶつぶ感に加え、甘さ控えめのマンゴーを重ねた、すっきりスイーツ。

仕上げは、黒もちコメにヨーグルトを投入した「チェー」。

Sữa chua nếp cẩm(ヨーグルト入りチェー)

Sữa chua nếp cẩm(ヨーグルト入りチェー)

かき混ぜた後

かき混ぜた後

砂糖など余分なものを足さず、「素材の味」を大切にした仕上がりなので、スイーツでの食べ比べを終える「最後の一品」としては、最適のチョイスになるだろう。

口の中に甘さを残すことなく、心地よい満足感で店を出られると思う。

店名 Minci
住所 2 Nguyễn Trường Tộ, Nguyễn Trung Trực, Ba Đình, Hà Nội
営業時間 10:30-21:30

まとめ:ハノイ観光プラン作成では、「食べ歩き」のための時間枠を必ず設けたい

東南アジアの中では、日本から最も短い飛行時間で訪問できる都市といえど、大阪からハノイへは、直行便でも四時間はかかってしまう。

ましてや、ヨーロッパ人のように「がっぽり」休暇を取れる訳でもない日本人は、旅行日程そのものが短期間になりがち。

どうしても「あれもこれも」欲張りたい気分になってしまうが、せっかく、ベトナムでも最高水準のグルメが楽しめる「食都」ハノイを訪れるなら、一日は食べ歩きのために確保したい

サパやハロン湾など、風光明媚なスポットの思い出は、意外と長続きしない一方、ハノイで出会った「美味しさ」の記憶は、旅が終わってから、相当の時間が経過しても、印象に残っていることが多い ------ 楽しいグルメ体験は、旅の満足度へ大きく寄与する。

(参考)ハノイの「食べ歩き」に相性抜群な記事

以下の記事については、本記事でご紹介したレストラン周辺のエリアを練り歩く紀行文を、多数の写真付きで公開している。

いずれも、連日大勢の方に閲覧いただいている記事なので、合わせて楽しんでいただければ幸いである。

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 仕事はエンジニアをしており、デザイン思考が気になる今日この頃。

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