1. 台湾 旅の豆知識

桃園空港(台北)にあるプラザ・プレミアム・ラウンジ、ターミナル1(Plaza Premium Lounge T1)で、【朝食メニュー】四種類を全部ためしてみた

投稿日:2018年3月26日 更新日:

目次

はじめに:プラザ・プレミアム・ラウンジ、ターミナル1(Plaza Premium Lounge T1)で提供される「朝食メニュー」が知りたい方に、読んで欲しい

台湾旅行がやってくる

台湾旅行がやってくる

本記事は、桃園空港(台北)にある、プラザ・プレミアム・ラウンジ、ターミナル1(Plaza Premium Lounge T1)で提供される朝食メニューについて、現地調査を行ったものである。

本記事の想定する読者層

以下のような方へ参考になる記事内容である。

  • 「桃園空港を朝に出発するフライトに搭乗する予定。プライオリティ・パスで入場可能なラウンジで、どんな朝食が提供されているかを知りたい!」
  • 朝食の味がどんなクオリティなのか、他者のレビューを参考にしてから、空港でメニューを選びたい」

食事の前にシャワーを浴びたい方はこちら

なお、食事前にシャワーを浴びたいという方は、シャワー設備の使い方を詳述したコンテンツがあるので、こちら参照いただければと思う。

貸与されるアメニティのセット一式
アメニティ付き贅沢シャワー|桃園空港にあるプライオリティパスで入場可能なプラザ・プレミアム・ラウンジ(Plaza Premium Lounge T1)で、シャワーを浴びてみた

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(注意)本記事は、ターミナル1についての記述である

本記事は、桃園空港ターミナル1にある「プラザ・プレミアム・ラウンジ」のご紹介である。

まぎらわしいが、同ターミナル2にも、同名のラウンジが存在するため、インターネットの検索結果を閲覧する場合は、十二分に注意されたい。

(参考)ターミナル2を利用予定の場合は、こちらの記事へ

もし、あなたがターミナル2の記事を探している場合は、以下を参考していただければ幸いである。

プラザ・プレミアム・ラウンジ、ターミナル2
【台湾旅行を快適に】楽天プレミアムカードへ入会したら、飲食物が40種類以上ある空港ラウンジを、年に何度でも無料で使えるようになった

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大混雑の桃園空港、ラウンジ入室は搭乗時間三十分前。食べるための「タイムリミット」は二十分間

ラウンジ入室は、搭乗時間の三十分前! ちょっとギリギリ

ラウンジ入室は、搭乗時間の三十分前! ちょっとギリギリ

チェックインカウンターが大混雑していたせいで、ラウンジ入室できたのは、搭乗時間の三十分前

搭乗口へ移動する時間を考えると、実質、ラウンジ利用可能時間、つまり「タイムリミット」は二十分程度ということだ。

持ち時間は少ないが、どこまで朝食メニューを堪能できるか、チャレンジしてみたい。

ビュッフェ方式による提供メニュー(五種類)

幸いにも、ラウンジ内はガラガラ。

すかさず、料理コーナーに目をやる

単品料理5種類は、ビュッフェ方式で提供されている

単品料理5種類は、ビュッフェ方式で提供されている

ビュッフェ方式の料理としては、以下のようなラインナップ。

  • 茶葉蛋
  • 韓国風のキムチと餅
  • 野菜の炒めもの
  • 豚肉団子
  • ポテトの炒め物

調理後もヒーターで加熱されており、アツアツではなくても、ヌクヌク程度の温度はある模様。

全品ためしたいところだが、時間がないので、ビュッフェ方式の料理にかんしては、豚肉団子だけ試食しておしまい

豚肉団子のクオリティは、台北市街地に出店しているような専門店とは張り合えないが、機内食よりはだんぜん美味しいといったクオリティ。

カウンターでのオーダー方式による提供メニュー(三種類)

「本命」はこちら。キッチンスタッフが、その場で注文を受けて調理してくれる料理三品

「本命」はこちら。キッチンスタッフが、その場で注文を受けて調理してくれる料理三品

さて、本日の「本命」でもある、カウンターでのオーダー方式による朝食メニュー

ビュッフェ方式は、いつでも取れるという便利さはあるが、どうしても、「出来立てホカホカ」感が不足。せっかくラウンジへやって来たからには、カウンターでのオーダー方式による提供料理を試したいところ。

カウンターで提供されている直食メニューは、三種類

どれを注文しようが、何杯おかわりしようが、完全に無料というのが素晴らしい。

ラウンジ「タイムリミット」が二十分という制約もあり、とりあえず二回に分けてトライするという戦法に出た。

  • 台式牛肉麺
  • 台式肉燥飯
  • 薬燉素麺
  1. 【第1弾】として、「台式牛肉麺」を最初にトライする。
  2. 時間がゆるせば、【第2弾】として「薬燉素麺」と「台式肉燥飯」を追加でトライする

という作戦だ。

結論を先に書くと、この作戦は大成功で、二十分という限られた制約のなかで、三種類のメニューを制覇することができた

ちなみに、調理時間はだいたい三分間くらい

さすが空港ラウンジという特性もあり、スピード調理できるような業務マニュアルが揃っているのだろう

料理ができあがったら、この「ポケベル」チックな端末が光と音で知らせてくれる

料理ができあがったら、この「ポケベル」チックな端末が光と音で知らせてくれる

オーダーとひきかえに、ポケベルのように音と光で通知してくれる端末を手渡される

けっこう爆音で鳴るから、最初は驚いてしまった。

ダントツ王者は「台式牛肉麺」

結論から書くと、一番おいしかったのは、最初にオーダーした「台式牛肉麺」。

牛肉麺。崩壊寸前にまで煮込まれた牛肉塊が最高に美味

牛肉麺。崩壊寸前にまで煮込まれた牛肉塊が最高に美味

無料と言われても、もはや信用不可能な上質クオリティの牛肉が、素晴らしかった。

崩壊寸前の柔らかさだが、適度に歯ごたえの残った牛肉塊が、もう、最高。太く、コシのしっかりした麺をからめていただくと、台湾に来て本当に良かったと喜びを感じた。

記事執筆から一ヶ月後、ラウンジを再訪して「台式牛肉麺」をオーダーしてみたら、肉のサイズが小さくなっていた。また、肉そのものの味も落ちたと感じた。無料だから仕方ないのかも知れないが、もう少し、クオリティを安定させて欲しい……と文句は書いてみたが、やはり無料でこれだけのものが提供できるって、素晴らしいことだと思う

この牛肉麺は、ぜひ一人でも多くの人に味わってほしいと思った

この牛肉麺は、ぜひ一人でも多くの人に味わってほしいと思った

その他の料理

「薬燉素麺」

「薬燉素麺」

「薬燉素麺」は、牛肉麺へ、牛肉のかわりに野菜を入れた麺料理

実際、一品目に注文した牛肉麺と比べ、具以外(麺、スープ……)は、まったく同じだと思った。

写真中央の「肉片」に見える物体は、口にして見ると、大きな椎茸であることが判明。

牛肉よりは野菜が良いという方は、こちらをオーダーすれば良いかとおもう。

しめくくりに「台式肉燥飯」

「台式肉燥飯」

「台式肉燥飯」

これが、ナンバー2ともいえるアタリメニューだった。

名前は違うが、魯肉飯(ルーロンファン)とほぼ一緒の料理

よく煮込まれた豚肉ミンチが、あつあつ白米の上に、そぼろ状となって、ふりかけられている。

ほどよく脂肪のついた豚肉が、口の中へシアワセを配達してくれる。

台湾旅行「最後の一品」として、見事トリを飾ってくれた。

四品ぜんぶたいらげて、iPhoneの時計を見れば、「タイムリミット」の二十分を使い切って、搭乗時間まで、残り十分

もういっぱいだけ「台式牛肉麺」をおかわりしていきたいところだったが、搭乗に遅れると帰国できないリスクも生じるので、なくなく断念。

結論:桃園空港のプラザ・プレミアム・ラウンジでの朝食の楽しみ方「王道」とは?

ゆっくり味を楽しむことなく、ガツガツ食べてしまったのは、少々もったいない気もするが、オススメは、「台式牛肉麺」をまっさきにオーダーしよう

それから、残り時間、胃袋のスペースに相談しつつ、二品目としては「台式肉燥飯」をオーダーするのが良い。

もちろん、食欲がある場合は、「台式牛肉麺」と「台式肉燥飯」を同時オーダーするのもアリだ。

搭乗時刻ぎりぎりまで食べすぎて、フライトに乗り遅れないよう、注意しよう

それでは、美味しい旅を!

(特別オマケ)ちょっとマニアックな、「桃園空港MRT沿線の旅」

なお、せっかく桃園空港を利用される場合、多少時間を作って、桃園空港MRT沿線を旅するのも、大変楽しい

ガイドブックなどでは、あまり紹介されていないからこそ、観光地化が進んでおらず、「すっぴん」の台湾旅行が楽しめるだろう。

詳細ノウハウは以下記事で紹介してあるので、台湾旅行のプラン作成で、考慮してみてはいかがだろうか。

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皆さんの台湾旅行が、楽しく充実したものとなることを祈っている

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(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 仕事はエンジニアをしており、デザイン思考が気になる今日この頃。

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