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はじめに:プラザ・プレミアム・ラウンジ、ターミナル1(Plaza Premium Lounge T1)で提供される「朝食メニュー」が知りたい方に、読んで欲しい

台湾旅行がやってくる
本記事は、桃園空港(台北)にある、プラザ・プレミアム・ラウンジ、ターミナル1(Plaza Premium Lounge T1)で提供される朝食メニューについて、現地調査を行ったものである。
本記事の想定する読者層
以下のような方へ参考になる記事内容である。
- 「桃園空港を朝に出発するフライトに搭乗する予定。プライオリティ・パスで入場可能なラウンジで、どんな朝食が提供されているかを知りたい!」
- 「朝食の味がどんなクオリティなのか、他者のレビューを参考にしてから、空港でメニューを選びたい」
食事の前にシャワーを浴びたい方はこちら
なお、食事前にシャワーを浴びたいという方は、シャワー設備の使い方を詳述したコンテンツがあるので、こちら参照いただければと思う。
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アメニティ付き贅沢シャワー|桃園空港にあるプライオリティパスで入場可能なプラザ・プレミアム・ラウンジ(Plaza Premium Lounge T1)で、シャワーを浴びてみた
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(注意)本記事は、ターミナル1についての記述である
本記事は、桃園空港ターミナル1にある「プラザ・プレミアム・ラウンジ」のご紹介である。
まぎらわしいが、同ターミナル2にも、同名のラウンジが存在するため、インターネットの検索結果を閲覧する場合は、十二分に注意されたい。
(参考)ターミナル2を利用予定の場合は、こちらの記事へ
もし、あなたがターミナル2の記事を探している場合は、以下を参考していただければ幸いである。
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【台湾旅行を快適に】楽天プレミアムカードへ入会したら、飲食物が40種類以上ある空港ラウンジを、年に何度でも無料で使えるようになった
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大混雑の桃園空港、ラウンジ入室は搭乗時間三十分前。食べるための「タイムリミット」は二十分間

ラウンジ入室は、搭乗時間の三十分前! ちょっとギリギリ
チェックインカウンターが大混雑していたせいで、ラウンジ入室できたのは、搭乗時間の三十分前。
搭乗口へ移動する時間を考えると、実質、ラウンジ利用可能時間、つまり「タイムリミット」は二十分程度ということだ。
持ち時間は少ないが、どこまで朝食メニューを堪能できるか、チャレンジしてみたい。
ビュッフェ方式による提供メニュー(五種類)
幸いにも、ラウンジ内はガラガラ。
すかさず、料理コーナーに目をやる。

単品料理5種類は、ビュッフェ方式で提供されている
ビュッフェ方式の料理としては、以下のようなラインナップ。
- 茶葉蛋
- 韓国風のキムチと餅
- 野菜の炒めもの
- 豚肉団子
- ポテトの炒め物
調理後もヒーターで加熱されており、アツアツではなくても、ヌクヌク程度の温度はある模様。
全品ためしたいところだが、時間がないので、ビュッフェ方式の料理にかんしては、豚肉団子だけ試食しておしまい。
豚肉団子のクオリティは、台北市街地に出店しているような専門店とは張り合えないが、機内食よりはだんぜん美味しいといったクオリティ。
カウンターでのオーダー方式による提供メニュー(三種類)

「本命」はこちら。キッチンスタッフが、その場で注文を受けて調理してくれる料理三品
さて、本日の「本命」でもある、カウンターでのオーダー方式による朝食メニュー。
ビュッフェ方式は、いつでも取れるという便利さはあるが、どうしても、「出来立てホカホカ」感が不足。せっかくラウンジへやって来たからには、カウンターでのオーダー方式による提供料理を試したいところ。
カウンターで提供されている直食メニューは、三種類。
どれを注文しようが、何杯おかわりしようが、完全に無料というのが素晴らしい。
ラウンジ「タイムリミット」が二十分という制約もあり、とりあえず二回に分けてトライするという戦法に出た。
- 台式牛肉麺
- 台式肉燥飯
- 薬燉素麺
- 【第1弾】として、「台式牛肉麺」を最初にトライする。
- 時間がゆるせば、【第2弾】として「薬燉素麺」と「台式肉燥飯」を追加でトライする
という作戦だ。
結論を先に書くと、この作戦は大成功で、二十分という限られた制約のなかで、三種類のメニューを制覇することができた。
ちなみに、調理時間はだいたい三分間くらい。
さすが空港ラウンジという特性もあり、スピード調理できるような業務マニュアルが揃っているのだろう。

料理ができあがったら、この「ポケベル」チックな端末が光と音で知らせてくれる
オーダーとひきかえに、ポケベルのように音と光で通知してくれる端末を手渡される。
けっこう爆音で鳴るから、最初は驚いてしまった。
ダントツ王者は「台式牛肉麺」
結論から書くと、一番おいしかったのは、最初にオーダーした「台式牛肉麺」。

牛肉麺。崩壊寸前にまで煮込まれた牛肉塊が最高に美味
無料と言われても、もはや信用不可能な上質クオリティの牛肉が、素晴らしかった。
崩壊寸前の柔らかさだが、適度に歯ごたえの残った牛肉塊が、もう、最高。太く、コシのしっかりした麺をからめていただくと、台湾に来て本当に良かったと喜びを感じた。
記事執筆から一ヶ月後、ラウンジを再訪して「台式牛肉麺」をオーダーしてみたら、肉のサイズが小さくなっていた。また、肉そのものの味も落ちたと感じた。無料だから仕方ないのかも知れないが、もう少し、クオリティを安定させて欲しい……と文句は書いてみたが、やはり無料でこれだけのものが提供できるって、素晴らしいことだと思う。

この牛肉麺は、ぜひ一人でも多くの人に味わってほしいと思った
その他の料理

「薬燉素麺」
「薬燉素麺」は、牛肉麺へ、牛肉のかわりに野菜を入れた麺料理。
実際、一品目に注文した牛肉麺と比べ、具以外(麺、スープ……)は、まったく同じだと思った。
写真中央の「肉片」に見える物体は、口にして見ると、大きな椎茸であることが判明。
牛肉よりは野菜が良いという方は、こちらをオーダーすれば良いかとおもう。
しめくくりに「台式肉燥飯」。

「台式肉燥飯」
これが、ナンバー2ともいえるアタリメニューだった。
名前は違うが、魯肉飯(ルーロンファン)とほぼ一緒の料理。
よく煮込まれた豚肉ミンチが、あつあつ白米の上に、そぼろ状となって、ふりかけられている。
ほどよく脂肪のついた豚肉が、口の中へシアワセを配達してくれる。
台湾旅行「最後の一品」として、見事トリを飾ってくれた。
四品ぜんぶたいらげて、iPhoneの時計を見れば、「タイムリミット」の二十分を使い切って、搭乗時間まで、残り十分。
もういっぱいだけ「台式牛肉麺」をおかわりしていきたいところだったが、搭乗に遅れると帰国できないリスクも生じるので、なくなく断念。
結論:桃園空港のプラザ・プレミアム・ラウンジでの朝食の楽しみ方「王道」とは?
ゆっくり味を楽しむことなく、ガツガツ食べてしまったのは、少々もったいない気もするが、オススメは、「台式牛肉麺」をまっさきにオーダーしよう。
それから、残り時間、胃袋のスペースに相談しつつ、二品目としては「台式肉燥飯」をオーダーするのが良い。
もちろん、食欲がある場合は、「台式牛肉麺」と「台式肉燥飯」を同時オーダーするのもアリだ。
搭乗時刻ぎりぎりまで食べすぎて、フライトに乗り遅れないよう、注意しよう。
それでは、美味しい旅を!
(特別オマケ)ちょっとマニアックな、「桃園空港MRT沿線の旅」
なお、せっかく桃園空港を利用される場合、多少時間を作って、桃園空港MRT沿線を旅するのも、大変楽しい。
ガイドブックなどでは、あまり紹介されていないからこそ、観光地化が進んでおらず、「すっぴん」の台湾旅行が楽しめるだろう。
詳細ノウハウは以下記事で紹介してあるので、台湾旅行のプラン作成で、考慮してみてはいかがだろうか。
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皆さんの台湾旅行が、楽しく充実したものとなることを祈っている。