「有朋自遠方来 不亦楽」、論語の国・中国から友人が来日


中国人の友人が来日するので、大阪案内することになった。
三年前、ベトナムのゲストハウスで相部屋になって以来、良きチャット仲間。主として、仕事の愚痴だが、そこらへんは日中文化違えど、万国共通トピックみたいだ。

「定番」大阪城へお連れ
まずは、大阪城ご案内。
中国人らしく、ショッピングが大好き。

お土産ショップでは国技「爆買い」をお披露目いただいた
お土産ショップに並ぶ、ちょっと風変わりな「ご当地グッズ」が、よほどお気に召したのか、手裏剣、刀のオモチャ、まんじゅう、あれもこれも爆買い。
天守閣へはまったく興味を示さないあたり、いかにも、考え方が白黒ハッキリしている中国人の国民性が出ている。
大阪城へ行ったのに、城へ入場することなく、次のスポットへ。

大阪城の梅林が気に入ったらしく、見とれる友人


梅林へ連れてくる前、ひたすらネガティブ発言だった友人。
ところが梅林へ着くなり、その風景に感動し、女子以上に気合いをいれてセルフィーしまくっておられた……

四天王寺へも寄り道
次は、四天王寺へお連れ。
境内のベンチに座って、ひたすら仕事の愚痴話、気づけば二時間経過。
まったくもって、仏様のバチがあたりそうな二人である。
「新世界」で夕食をし、『新世界』を体験させられるという、驚きのオチが……

夕食は「新世界」へ

そう思って、最後にお連れしたのは「新世界」。
まずは「寿司」を体験してもらおうと思ったが、これがマズかった。
基本的に、中国人は温かいものしか食べない人たちである。

そうつぶやいたかと思うと、なんと、刺身のネタをはずして、味噌汁へ投入し始める友人。


結局、全部の刺身のネタが、味噌汁に投げ込まれたのは言うまでもない。
話はここで終わらない。

嫌な予感はしたが、その通りにすると、なんと、オレンジジュースと熱水をミックス。




「新世界」へ連れてきて、ある意味『新世界』を体験させられることになったのは、友人ではなく、アジ吉のほうであった。
今後、中国から来客があるときは、ゼッタイに、温かい料理ジャンルの店へお連れしようと心に誓った一日であった。