台湾とベトナムのグルメ紀行文|アジアの放浪的旅行記

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台湾・北投(ベイトウ)の観光|実は温泉だけじゃない北投。グルメと個室風呂を楽しむ、湯けむり一日旅

投稿日:2018年3月31日 更新日:

台湾・北投(ベイトウ)|公私クサクサ、ちょっとした「傷心旅行」としてスタートした、ひとり温泉旅

ここ半年、公私ともに、悲しくなったり、クサクサしたりするイベントが続いてきたけれど、三月に入って、ひとくぎりついた。

そんな中での、ちょっとした「傷心旅行」とも言える、台湾旅行

いつものように、食べ歩きもエンジョイしつつも、プラスαとして、自分へのご褒美的な何かがあっても罰は当たるまい。

個室風呂という「マイ温泉」がついた、ちょっぴり高級なホテルとか、どうだろうか。

インターネットで調べると、一泊一万円ちょっとの予算でも「マイ温泉」つき個室が見つかる

そういう夢あるリゾート温泉地こそ、これから向かおうとしている、北投である。

MRTに乗って向かうは北投

MRTに乗って向かうは北投

台湾のMRTでは、ほとんどの駅に転落防止ゲートが設置済み。車両も新しく、大変快適

台湾のMRTでは、ほとんどの駅に転落防止ゲートが設置済み。車両も新しく、大変快適

台湾・北投(ベイトウ)|「漢奇肉羹店」で全三種類の麺にトライ。すべてが「ナンバーワン」になる安定の美味しさだった

腹が減っては、戦はできぬ。

「マイ温泉」はあとで見つけるとして、まずは「旨いもの」にありつきたい

北投駅から歩いて三分。

なにやら、人だかりのできるお店が見えるではないか。

人だかりに隠れるようにして、かろうじて見える看板には「漢奇肉羹店」との店名

まさかの、いきなり「レアポケモン」ゲットなるのか?

北投駅から「漢奇肉羹店」へは一本道で、迷うこともないだろう

北投駅から「漢奇肉羹店」へは一本道で、迷うこともないだろう

この混雑ぶりは、かなり期待できそう

この混雑ぶりは、かなり期待できそう

注文を取るのは二列に分かれている。店内飲食の「内用」と、お持ち帰りの「外帯」だ

注文を取るのは二列に分かれている。店内飲食の「内用」と、お持ち帰りの「外帯」だ

とは言え、一時間ならんでも、自分の番がやってこなさそうな長蛇の列。

心が折れかけたところ、この行列は、二列に分かれているのに気づいた。

そうだった。

台湾では「客の飲食スタイル」に応じて、並ぶ行列が異なっているのが一般的

  • 内用(ネイヨン) 店内での飲食
  • 外帯(ワイタイ) お持ち帰り

アジ吉は混雑している「外帯」のほうに並んでいたので、いそいでレーン変更、比較的すいている「内用」の最後尾へ

「人手不足でいそがしいから、ちょっと辛抱してね」という意味だろうか

「人手不足でいそがしいから、ちょっと辛抱してね」という意味だろうか

店頭では「揚げ豆腐」のようなものが調理されている

店頭では「揚げ豆腐」のようなものが調理されている

「内用」のほうは、思ったよりも早く、自分の番がまわってきた

十五分ほど待つと、店内へ通してもらえた。

店内から。前に見えるのは「外帯」の行列

店内から。前に見えるのは「外帯」の行列

並んでいるときから、ちらほら見て気になっていた、「揚げ豆腐」のようなものを注文

並んでいるときから、ちらほら見て気になっていた、「揚げ豆腐」のようなものを注文

漬け物風の「タケノコ」

漬け物風の「タケノコ」

まずは「おつまみ」として、二品を注文。

熱々サクサクの「揚げ豆腐」と、冷え冷えシャキシャキの「タケノコ」。

このペアで注文したのは大正解だった。

温度や歯ごたえの対比がベストフィット。それぞれを単独で味わったとしても美味しいだろうが、一緒に食べた美味しさは、倍以上である。

ただ、唯一にして最大の不幸は、この店ではビールが販売されていないことだ。

台湾ではビール文化が浸透しておらず、どこの店に行っても、飲めないことが多い。どうしても欲しい人だけ、コンビニで買って、持ち込むという、お寒いかぎりのビール事情だ。

米粉(ミーフェン)、ビーフンのこと。白くて弾力のある麺

米粉(ミーフェン)、ビーフンのこと。白くて弾力のある麺

冬粉(ドンフェン)、春雨のこと。透明で、チュルチュル「のどごし」抜群の麺

冬粉(ドンフェン)、春雨のこと。透明で、チュルチュル「のどごし」抜群の麺

麺料理、二種類を注文、似ているようで別物の二品だ。

  • 米粉(ミーフェン) ビーフンのこと。白くて弾力のある麺
  • 冬粉(ドンフェン) 春雨のこと。透明で、チュルチュル「のどごし」抜群の麺

それぞれの具にもなっている「肉羹(ロウゲン)」は、店の看板メニューで、豚のひき肉と、魚のすり身をこねて団子にしたもの

豚肉のプリプリした軟らかさに、なにやら、若干ザラザラとした舌触りを感じる。これこそ、魚のすり身だ。

この、豚肉と魚肉の組合せは、素晴らしいアイデア

魚の生臭さを豚肉がつつみ隠し、豚肉の脂っこさを魚肉が打ち消している。肉と肉を組み合わせて、より「ハイスペック」の肉をつくり出す発想は、お見事。

このレシピを考え出した人は、食材の天才だと思う。

相席した淑女の注文した「麺」が美味しそうで、ジッと見ていたら…

相席した淑女の注文した「麺」が美味しそうで、ジッと見ていたら…

ところで、相席の淑女が注文した「麺」が大変美味しそうであった。

ここ「漢奇肉羹店」には、三種類の麺がある。

麺、米粉、冬粉。

「米粉」と「冬粉」にトライしたアジ吉は、「麺」のみ、試してなかったのである。

彼女の手元にある「麺」を、アジ吉、よっぽどめぼしそうにジーッと眺めていたらしく、彼女が声をかけてくれた。

どう、これ美味しいわよ。食べてみる?
通りすがりの人

アジ吉
いいんすか……

この店の、ナンバーワンメニューよ。ナンバーワン。これを食べずにして、ここに来た甲斐がないわ。ナンバーワン! ナンバーワン!!
通りすがりの人

アジ吉
あざす!

ナンバーワン!!!
通りすがりの人

こちらが「麺」

こちらが「麺」

そうやって一口もらった「麺」も、大変な美味。太さのある麺は、見かけからは想像もできない軽やかな食感が印象的。

ただ、個人的には、この店は全メニューがナンバーワンだと思う。

どれを注文しても失敗ナシ、安定の実力である。

店名 漢奇肉羹店
住所 台北北投區光明路48号

台湾・北投(ベイトウ)|「北投図書館」のスタバなみにオシャレな建築を見学がてら、館内でしばし休憩

「食モード」で、脚を休ませながら、食を楽しめる。

「歩モード」で、胃袋を休ませながら、脚で楽しめる。

交互に「モード」を切り替えることにより、疲れ知らずで、ずっと楽しめる「極上の横着」こそ、「食べ歩き」という旅スタイルである。

人類の歴史が始まってから、一般庶民でも旅が楽しめるようになったのは、機械の発明によって、人々が重労働から解放された、ここ数百年の話

三万円あればお釣りが出るくらいの予算で、外国で「食べ歩き」ができるようになったのは、インターネットやLCCの誕生によって、旅費コストが格段に下がった、ここ十年くらいの話

そう考えると、「台湾食べ歩き」というのは、かなり新しい娯楽だろう

アジ吉
良い時代に生まれたなぁ

なんて思いながら歩いてやってきたのは、その斬新なデザインで、温泉地「北投」の一大スポットにもなった「北投図書館」だ。

このおシャンティな建物は、実は図書館。観光客も立ち止まって写真におさめる「北投図書館」

このおシャンティな建物は、実は図書館。観光客も立ち止まって写真におさめる「北投図書館」

図書館前の池に咲いていた花

図書館前の池に咲いていた花

館内には吹き抜けがあり、非常に開放的

館内には吹き抜けがあり、非常に開放的

階段状のスペースで、読書したり、パソコンを使ったり、思い思いの過ごし方ができる

階段状のスペースで、読書したり、パソコンを使ったり、思い思いの過ごし方ができる

まるでスターバックスと見まごうほどの、おしゃれな館内。

日本の感覚からすると、とても、これが公立図書館だなんて信じられない

(スターバックスと)違っていたのは、その訪問者の層。

スタイリッシュなMacBookを持ち歩いた、いかにもエリート風のビジネスマンだけではなく、館内には、老眼鏡をかけてインターネットで調べ物をする初老の婦人、学校の宿題をやる為に友達とやって来ている中学生、絵本を読みながら談笑する親子と、実に様々だ。

緑あふれる景色に溶け込むような、図書館のウッドテラス

緑あふれる景色に溶け込むような、図書館のウッドテラス

図書館内は満席状態。

「室内が満員なら、屋外は……」と思って、ウッドテラスに出てみても、そこも、ほとんど満席状態。

ウッドテラスの端っこに、かろうじて一人腰掛られるスペースがあったので、そこへ腰掛けて、しばし休憩。

図書館での休憩時間に、体力を回復させながら、「食べ歩き」次なるターゲットを設定することもできた。

台湾・北投(ベイトウ)|「呉家牛肉麺」では、絶品のおつまみに感動。停滞した台湾ビール文化に風穴を開ける一品かも

図書館で休みながら、食べ歩きの本を読んでいて、面白い記事があった。

かなり有名な牛肉麺専門店だが、そこの牛肉麺ではなく、「おつまみ」がイチオシだとか。しかも、ビール文化の普及が著しく停滞している台湾にあって、店頭でビールが販売されているという嬉しい一軒。

これは、なにがなんでも行ってみるしかないと思って、ここへやって来た。

その店名を「呉家牛肉麺」という。

「呉家牛肉麺」へ

「呉家牛肉麺」へ

まるで「機関銃」のように、客からのオーダーが飛び交い、「戦場」さながらのキッチン

まるで「機関銃」のように、客からのオーダーが飛び交い、「戦場」さながらのキッチン

まだ夕食のピーク時間前にして、相席すら入店困難の「満員御礼状態」

まだ夕食のピーク時間前にして、相席すら入店困難の「満員御礼状態」

あえてピーク時間帯を外して、午後五時くらいに行ったのに、もう空きテーブルがない。

相席ですら、入店困難

奇跡的に空きイスをひとつだけ発見して、荷物を置いてキープ。

レジまで注文を告げにいくと、牛肉麺をオーダーしないことに驚かれた

レジまで注文を告げにいくと、牛肉麺をオーダーしないことに驚かれた

スタッフの客対応キャパシティに余裕があれば、近くをとおりがかった店員さんに注文を告げることはできるが、この店に関しては、まず、店員さんをつかまえて注文することは不可能

レジへ行って、直接、注文するしかない。

レジ横の、巨大な冷蔵庫を除くと、あるある、台湾ビールが。

嬉々として缶ビールを一本とりだし、そのままレジへ。

アジ吉
「総合小菜」をひとつ、くださいな

……!?
店員

アジ吉
「総合小菜」をひとつ。あ……あと、このビールも。。。

……!?
店員

店員のレジねーさんが、「ちょっと信じられない」といわんばかりの表情をしている。

はぁぁぁぁあ? まさか、うちで牛肉麺オーダーしないなんて、あんた、正気かい?
店員

アジ吉
すんません、「総合小菜」だけでおねがいしますぅ……

目をまん丸くして、すごい迫力でせまってくるレジねーさん。

「呉家牛肉麺」ブランドに、よほど自信がある様子だ。もう少しで、レジねーさんの説得力に負けてオーダーしそうになったが、いま、ここで牛肉麺を注文するわけにはいかない理由が、アジ吉にはあった。

すぐお隣の「志明牛肉拉麺」に、コンテストで入賞したこともある、もっと旨い牛肉麺があると、食べ歩きの本に書いてあったのだ。もちろん、そんなことをウッカリ、いけしゃあしゃあと口にしようものなら、レジねーさんに何と言われるか分かったもんじゃない。

とにかく、沈黙を通して、「総合小菜」オンリーで注文を無事完了

酒の肴になる小料理が一皿にセットされた「総合小菜」

酒の肴になる小料理が一皿にセットされた「総合小菜」

「総合小菜」をテーブルへ届けにきてくれたのは、レジねーさん。

ゆで卵、豚肉、昆布、豆、鶏肉、ネギが、ボリュームたっぷり、きれいに盛りつけられている。

缶ビールをプシュッと開けて、お箸でパクパクつまんで、いただく。もう幸せすぎて、その場で気を失ってしまいそうだった。このクオリティで、お値段、一皿四百円もしない。日本の居酒屋でも、同じメニューを提供してくれたら、毎日でも通い詰めたい

アジ吉
もういっかい「総合小菜」オーダーしたいかも……

完食後、あやうく、台湾ビールと「総合小菜」を、もういっかい注文しかけたところだが、まだまだ満腹になるわけにはいかない。次の「アポ」が入っているので

店名 呉家牛肉麺
住所 台北市北投區中央北路一段228巷3号

台湾・北投(ベイトウ)|「志明牛肉拉麺」で楽しむ赤・白、二種類の牛肉麺。「台北市牛肉麺コンテスト」で三位入賞のお手並み拝見

さきほど、レジねーのオファーを断って牛肉麺を注文しなかった理由でもある、すぐ真横の「志明牛肉拉麺」へやってきた。

看板には「北投名店」とあり、北投では知らない人がいないのだろうか?

いや、北投どころか、「台北市牛肉麺コンテスト」で三位に入賞した、輝かしい経歴を誇る一軒。これは、かなり期待できそう。

「呉家牛肉麺」のすぐ隣にある、「志明牛肉拉麺」へ

「呉家牛肉麺」のすぐ隣にある、「志明牛肉拉麺」へ

この店には、白の牛肉麺(清燉牛肉麺)、赤の牛肉麺(紅焼牛肉麵)の二種類がある。

白がいい、赤がいい、あるいは、どっちも捨て難い。

インターネット上のブログや、食べ歩きの本では、「赤 vs. 白」対決にかんして様々に意見の分かれるどころであり、どっちが美味しいか確かめるためには、両方注文するしかない、というのが、アジ吉なりにたどりついた「結論」であった。

今日は、すでに麺料理をたらふくハシゴしており、ここで二杯オーダーするのはリスキーでもあったが、絶対両方食べたいという気持ちが揺らぐことはなかった。

白の牛肉麺、「清燉牛肉麺」

白の牛肉麺、「清燉牛肉麺」

赤の牛肉麺、「紅焼牛肉麵」

赤の牛肉麺、「紅焼牛肉麵」

日本のラーメン屋さんみたいに、「高菜」っぽいものが置かれている

日本のラーメン屋さんみたいに、「高菜」っぽいものが置かれている

「白の牛肉麺」には、細切れにブッた切った、八つの肉片が。弾力があってコリコリする歯ごたえがたまらない。絶妙なバランスで脂身が残されており、かつ、「サイコロステーキ」のような一口サイズなので、いくらでもパクパク食べられてしまう。スープは、透明感ある、あっさり風味。

「赤の牛肉麺」には、大きくブッた切った四つの肉片。さきほどの「白」とは対象的に、こちらは崩壊寸前まで柔らかく煮込まれており、歯ごたえはない。牛肉エキスが豊富にふくまれたスープはコクたっぷりだが、「白」同様、あっさり仕上げられているあたり、この店のスタイルに一貫性を感じる。

両方食べられるか不安だったが、わりかし簡単にペロッと平らげてしまった

個人的には、「白」に一票入れたい

これは「赤 vs. 白」対決ではない。どっちも対等に美味しいので、あくまでも、「好みの問題」だとおもう。ちなみに、アジ吉が「白」を気に入ったポイントは、肉片のコリコリ具合と、麺のモチモチ感の「食感コントラスト」が楽しめるところだった。人によっては、「赤」の方が気にいるだろう。

ちなみに、テーブルの上には、「高菜」みたいな、ほどよい酸味のある菜が置かれており、セルフサービスで取って、牛肉麺の味を調整することができる。これも美味しかった。

店名 志明牛肉拉麺
住所 台北北投區中央北路一段228巷3号
営業時間 11:00~0:00

台湾・北投(ベイトウ)|「北投夜市」の落ち着いた雰囲気を楽しむウォーキングで、一日を締めくくる

多分そうだろうとは思っていたが、北投にも夜市があるという。

北投駅の駅員さんに聞いたら、「あっちだ」と指さされる。

その方向に歩き、かつ、夜市に向かうと思われる「人の流れ」に導かれるようにして、ようやく見つかった「夜市」は、マイ歴代ナンバーワンに認定しても良いほど、ローカル感の強いものだった。

士林夜市のような、派手さはないけれど、逆に気分はアガった。

「北投夜市」へ。こじんまりとしているが、地元民でにぎわっている

「北投夜市」へ。こじんまりとしているが、地元民でにぎわっている

「台湾の夜市」というと、通路がやたらとせまくて、通り過ぎるのに一苦労するような、人だかりを想像する人が多いのではないか。

ここ北投夜市にかんしては、その心配も不要。

自動車が通れるくらいの道幅があることに加え、人だかりも、さほど過密なものではないためだ。

もし、落ち着きながら、ゆっくり時間をかけて「台湾の夜市」の雰囲気を楽しみたいという場合は、北投夜市というのは悪いチョイスではない。

肉圓(バーワン)を売る屋台

肉圓(バーワン)を売る屋台

気になるお店もいくつかあったが、今日一日ふりかえると、食べて、食べて、食べた。

麺料理だけでどんぶり四杯、これ以外にも、多数のサイド料理を楽しんだ。

翌日の食べ歩きにそなえ、胃袋コンディションを整えておきたいし、夜市は雰囲気だけを楽しむのにとどめておいた。

一日いろいろなイベントがあったけれど、今日はここまで。

北投市場から徒歩十分の、「マイ温泉」付きホテルへと向かう。

台湾・北投(ベイトウ)|個室風呂という「マイ温泉」付きのホテルへチェックイン。極上ステイ、はじまる

スマホアプリで見つけた、一泊一万円ちょい、「ちょっといい」ホテルへチェックイン。

さほど広くない室内だが、暖色系ライトで温かい雰囲気になっており、心が落ち着く。

ふかふかのキングサイズベッド

ふかふかのキングサイズベッド

部屋の中央には、キングサイズベッドに、フカフカ布団

まだ、子どもっぽさの残っていた学生時代なら、きっと、布団ダイブしただろうなぁと思う。

だれもいないのを良いことに、けっきょく、ダイブしたけれど

客室ひとつひとつに「マイ温泉」が付いているゴージャス具合

客室ひとつひとつに「マイ温泉」が付いているゴージャス具合

部屋の奥には、二十四時間いつでも、蛇口をひねれば温泉が出てくる「マイ温泉」。

蛇口を全開にすると、二十分くらいで満タンになる手軽さが良い。温度が冷めたら、全部、いったん湯を捨てて入れ変えたら良いだけなので、滞在中、五回くらいは入浴を楽しんだ。

写真に収めることはできなかったが、共用風呂も素晴らしかった

露天風呂、サウナ、大風呂、水風呂があり、いずれも衛生管理が行き届いていた。嬉しいことに、温泉のピークシーズン(つまり、冬)外ということもあってか、お客の少ない朝一の時間帯をねらうと、だだっ広い温泉をひとり占め

ちょっとお金はかかるけれど、これほど贅沢な楽しみ方があったとは、台湾旅行、まだまだ奥が深い。

【余談】翌朝のビュッフェスタイルバイキングで感じた「ものたりなさ」

どちらかというと、いつもは、朝食がつかないような経済的ホテルに泊まることの多い、アジ吉。

午前五時くらいに起床し、ホテルちかくの朝食屋さんで「小吃(シャオチー。サクッと食べられる簡単な台湾料理)」を買い求めてパクパク食べるのが楽しみだ。むしろ、これがしたいから、朝食なしの経済的ホテルを選ぶことになっているのかもしれない。

今回は、「マイ温泉」のある部屋でゆっくりしたいばかりに、朝食つきの「ちょっといい」ホテルに泊まってしまった。

アジ吉
「小吃」買い食いの楽しみを犠牲にしてまで、「マイ温泉」にこだわって良かったのだろうか

不安半分、期待半分で、ホテル一階の朝食指定場所へ向かう。

ビュッフェスタイルになっており、いろんな種類の料理がある。

「肉じゃが」に近い、豚肉と野菜を煮た料理

「肉じゃが」に近い、豚肉と野菜を煮た料理

てっきり「ミルクティー」と早とちりして、サーバーから注いだら、真っ白な液体がドボドボ出て、びっくり。「冷たい牛乳」だった

てっきり「ミルクティー」と早とちりして、サーバーから注いだら、真っ白な液体がドボドボ出て、びっくり。「冷たい牛乳」だった

魯肉飯(ルーローファン)はセルフサービスで、熱々ごはんにブッかけていただくスタイル

魯肉飯(ルーローファン)はセルフサービスで、熱々ごはんにブッかけていただくスタイル

盛りつけ完成図。見栄えがしないのは、アジ吉の盛りつけセンスなさに起因

盛りつけ完成図。見栄えがしないのは、アジ吉の盛りつけセンスなさに起因

結論を先に書くと、味付けは、どれも合格ラインではある。

だが、積極的に合格を与えたい気持ちにはなれなかった

地元で愛されるような朝食屋さんの「小吃」には、一軒一軒のこだわりが感じられる。

大きさ、煮具合、温度、歯触り、舌触り、いろんな要素で、決して明かされることのない、各店ごとの「ヒミツの組合せ」があり、それが、彼らの「小吃」を唯一無二の存在にしている。

その面、ホテルのビュッフェは、こだわりが足りない。

どちらかと言うと、料理を冷まさず品切れにさせず盛りつけを崩さずという三点を、ひたすら機械的に集中管理している様子。客を喜ばせるよりは、客に文句を言わせない。そういう味だった。

スイーツやデザートも用意されていた

スイーツやデザートも用意されていた

けっこう愚痴っぽいことも書いたけれど、食後のスイーツとデザートは、ちゃっかりゲット

台湾のスイーツは、正直、まだ、あまり開拓したことがないので、評価できず。

ただ、日本のスイーツを基準に比べると、ここのホテルのスイーツは、冷たさが足りないクリームの舌触りになめらかさが足りないパンケーキにしっとりさが足りないといった改善点がみられ「及第点」といったところ。

今後、台湾のトップレベルとされるスイーツを探しもとめ、自分で味わって、ここでレポートしてみたいとモチベーションづけられる朝食であった。

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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