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ホーチミンの観光|ベンタイン市場探索、ホーチミン街歩きの楽しみ方アイデア3つ

投稿日:2018年5月19日 更新日:

ホーチミンの街歩きを最大限に楽しむヒントとは

この記事では、ホーチミンの街歩きにフォーカス。

多くのベトナム旅行者が訪れる、ベトナム最大の経済都市、ホーチミン

ホーチミンのブイビエン通り

ホーチミンのブイビエン通り

見所たくさんのホーチミン、「どこを」歩くかに凝り固まってしまいがちだ。

実際のところは、観察ポイントを事前に決めておき、「なにを」見るために歩くかを意識した方が、「旅の技術」としては応用が効き、街歩きの楽しさも深まる

以下では、ホーチミン観光の象徴的存在でもある「ベンタイン市場」めぐり、ホーチミン街歩きの楽しみ方アイデア三点を、ご紹介する。

空港バス|真新しく清潔な車体、ベトナムの人々にとってもリーズナブルな料金設定

ホーチミン旅行は、タンソンニャット国際空港に始まり、タンソンニャット空港に終わる

空港から市街地まで、真新しく快適な「109番バス」が運行されるようになったのは、つい、ここ数年の話。

ちょっと前まで、ぼったくり空港タクシーに頼るしかなかった交通手段を思うと、社会主義国・ベトナムは確実に変わりつつある

タンソンニャット国際空港からはバスで移動

タンソンニャット国際空港からはバスで移動

ベトナムのバスに「運行ダイヤ」なるものはなく、客の頭数がだいたい揃えば出発

109番バスも、「一時間あたりの本数」で比較すると、日本の空港バスと大差ないと思えるくらいの時間間隔で出発している。

真新しい、清潔な車内

真新しい、清潔な車内

エアコンがよく効く、清潔感ある車内、かつ、「外国人料金」設定なしの明朗会計

バスチケットは、二万ドン(約百円)

バスチケットは二万ドン(約百円)

バスチケットは二万ドン(約百円)

これだけ快適なバスが百円で乗れると思ったら格安。

視点を変えて、ベトナムの物価からすると、どうだろうか?

ホーチミン市民の足として使われる、普通の路線バスが六千ドン(約三十円)

路線バスの三倍で、空港バスに乗れるというコストパフォーマンスは、ベトナムの物価でも「常識」の範囲内だと思う

ベンタイン市場|徒歩圏内に見所が集中し、ホーチミン街歩きの「ハブ」的スポット

バスでやって来たのは、「ベンタイン市場」

ホーチミン市内を走るバスの多くは、ベンタイン市場を経由するので、ある意味「ハブ」的なバス停だと言える。

バスのみならず、街歩きでも、ベンタイン市場を「ハブ」がわりに街歩きをすると、ホーチミンは歩きやすい。徒歩圏内に見所が多数あり、道に迷っても、ここへ戻れば安心だ。

まずは、ベンタイン市場そのものを見学しよう。

ベンタイン市場へ

ベンタイン市場へ

市場で目に飛び込んでくるのは、せまい通路でも、文句を言わないベトナム人の国民性。

小さな店が、鈴なりに並ぶ市場であり、通路幅は、大人ひとり通過するのがやっと

通勤電車で「体が当たった」トラブルが日々発生する日本も、少し見習いたい世界観である。

ベトナム人は、せまい通路もへっちゃら

ベトナム人は、せまい通路もへっちゃら

通路の幅がすこし広いところでは、そこに「通路レストラン」が形成されている。

イスさえ並べてしまえば、たちまち「レストラン」に早変わりするのだから、これ以上ない、スペース有効活用法だと思う。

「通路レストラン」

「通路レストラン」

観光スポットとしての色合いが濃いベンタイン市場。

すみずみまで歩いて観察してみると、ホーチミン市民のすっぴん姿に触れられる、日常モード全開なスポットでもある。

ホーチミン市民の素朴な「日常の姿」に触れられる

ホーチミン市民の素朴な「日常の姿」に触れられる

人々の観察は楽しいが、もちろん、市場に並ぶ品物も、日本では入手できないものが多数あり、興味が尽きることはない。

人々と品物、交互に観察を楽しむと、あっという間に時間が過ぎていく不思議空間である。

市場内を、すみずみまで歩いてみよう

市場内を、すみずみまで歩いてみよう

あらゆる食材を扱う店が入居

あらゆる食材を扱う店が入居

手先が器用で、おしゃれ感度の高いベトナム人。

モノの置き方からも、「アート好き」なベトナム人の国民性が見え隠れ。

崩れ落ちそうだが、意外と安定している、コップの山積み

崩れ落ちそうだが、意外と安定している、コップの山積み

空き缶でつくられた「オブジェ」

空き缶でつくられた「オブジェ」

ベンタイン市場を楽しんだところで、以下では、ホーチミンの街歩きテーマ例を、三つご紹介。

冒頭で書いたように、「どこを」歩くかも大切だが、「なにを」見るために歩くかのターゲットを絞った方が、効率よくその街を楽しめる

ホーチミン|街歩きテーマ①:ベトナム国技「爆積み」を愛でる

まずは、ベトナム国技「爆積み」を堪能することをテーマとした街歩きから。

ベトナムの人々、中国雑技団に負けないレベルで、積んでる。

てんこもり、自転車は隠れて見えなくなってしまった

てんこもり、自転車は隠れて見えなくなってしまった

軽いものから重いものまで、「原付」で器用にバランスを取って運んでしまう。

物理的に可能であるかぎり、何でも運ぶというのが、ベトナムの人々の「常識」みたいだ。

このレベルは、朝飯前

このレベルは、朝飯前

中には、日本人なら、乗用車で運ぶのもあきらめるほど大きな荷物を載せるツワモノも。

数十キロの重さある「ドラム式洗濯機」が、原付で運ばれている。

何十キロもある「洗濯機」が……

何十キロもある「洗濯機」が……

日本人も、もう少し頑張ってたくさん載せた方が良い気持ちになってくる。

もちろん、安全面では問題ありで、以前、便器を四つ運んでいるバイクが転んでしまい、便器が粉々に割れているシーンを目撃した。

ホーチミン|街歩きテーマ②:ベトナム人と「バイク」の関係に思いを馳せる

視点を変えて、「バイク」に着目した街歩きも楽しい。

月給二万円なんてザラのベトナムだが、一番の売れ筋は、その十倍くらいする日本製バイク。

大人気なのは、日本製バイク

大人気なのは、日本製バイク

物価スケール的には、日本人にとって、乗用車を買うのと同じくらいの買い物である。

そんな「大金」どうやって工面するのかと言うと、親族のつながりが強いベトナム社会の特性をいかし、身内から資金をかき集めるのである。果たして、貸した金がきちんと回収されるのか、焦げ付いてしまうのかは、誰も知らない。

やっとの思いで手に入れたバイクは、ベトナムの男性にとって、我が「城」となる。

バイクは、男の「城」

バイクは、男の「城」

駐車したバイクの上にひょいと乗っかれば、誰にも邪魔されない「マイ空間」の出来上がり。

落ちないのか心配になるが、ベトナム人は小柄なので、ノープロブレムみたいだ。

路の端っこに「城」を築く者。

交通量の多い場所に「城」を築く者。

どこに駐車するかで、オーナーの性格がなんとなく分かるのも面白い。

路の隅っこに築かれた「城」。腰の低いオーナーだろうか

路の隅っこに築かれた「城」。腰の低いオーナーだろうか

交通量の多い場所に築かれた「城」。ゴーイングマイウェイ気質といったところか

交通量の多い場所に築かれた「城」。ゴーイングマイウェイ気質といったところか

ちなみに、ベトナム人の「日本製品」志向は、とても強い。

中国産のニセモノ日本製は「ホンダ・ニーハオ」だと皮肉られ、その品質が笑いものにされていた。

近年、飛躍的に高まりつつある中国製品の品質を思うと、そう遠くない未来には、中国産のバイクも、ベトナム市場で「市民権」を得ているかも知れない。

ホーチミン|街歩きテーマ③:ベトナム人の「職業図鑑」を作ってみる

ベトナムの人々の、さまざまな「職業」を観察する街歩きも、十分なエンターテイメント性がある。

ベトナムの街で見かける「職業」の代表格と言えば、やはり物売り(の女性)

朝早くから夜遅くまで、「残業時間」の議論どころではない、過酷な労働環境でがんばる。

フルーツを売って歩く

フルーツを売って歩く

女性はよく働き、男性はよく遊ぶ

そんなベトナムでも、街中くまなく探したら、「しっかり働く男性」を見つけだすことも可能(ただし、レアポケモンなみに難しい)。

自転車でパンを売って回る

自転車でパンを売って回る

手先が器用なベトナム人。

ミシンや裁縫のスペシャリストとして活躍する男性も、大勢いる。

ミシン男

ミシン男

常夏のホーチミン。

洗濯物があっという間に乾燥する暑さでは、草への水やりも大切な仕事だ。

草への水やり

草への水やり

社会主義国である以上、ベトナムにおける公安の存在は絶対的。

どれだけ大衆がガタガタ言おうと、公安の「鶴の一声」で、すべてが決まる

公安は絶対的存在

公安は絶対的存在

夕方になると、バックパッカー街に姿をあらわすのが、「火吹き女」

観光客からのチップを収入源とする、その日暮らしの生活の大変さは、理解の域を超えている。

火吹き女

火吹き女

以上、ベンタイン市場探索と、ホーチミン街歩きテーマ3例をご紹介。

次回は、ホーチミンの「食べ歩き」にフォーカスした投稿を予定している。

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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