台湾とベトナムのグルメ紀行文|アジアの放浪的旅行記

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台北で最もディープな下町を歩きながら、Googleスコア4.3の「焢肉飯(コンローハン)」でシメる【わがまま散歩ルート】

投稿日:2018年8月17日 更新日:

はじめに:台北で最もカオスな地区をめぐるモデルコース

売春街、あやしいマッサージ店。

ホームレスでごった返す艋舺公園は、白昼堂々「六合彩」とよばれる非合法ギャンブルに精を出す中高年男性たちでにぎわっており、【台湾最大のカジノ】と皮肉られることもある。

MRT「龍山寺」駅かいわいのエリアで見られる、こういった光景も、間違いなく【現代台湾】の姿である。

街頭のサックス演奏姿も、台北萬華(艋舺)エリアでは日常光景

街頭のサックス演奏姿も、台北萬華(艋舺)エリアでは日常光景

美味しい台湾料理、親日派の人々、情緒あふれる古い街並みなど、日本のメディアや「台湾本」は、台湾をヨイショしすぎる傾向がある。それによって感化された日本人観光客の中には、「ネガティブ面」への免疫力を持たないまま龍山寺エリアへ観光に出かけ、面食らった経験のある方もいるのではないか。

この記事で情報発信するのは、上述したような【危うさ】がチラホラ見え隠れする台北萬華(艋舺)エリアをズンズン歩くモデルコースではあるが、【ゴール地点】では、とびっきりウマいB級グルメが待ち受けているという「ご褒美」つきである。

台北萬華(艋舺)エリアさんぽ

台北萬華(艋舺)エリアには見所が多く、何度やって来ても、飽きることはない。

今回は「艋舺夜市」をセレクト。

ちなみにこの夜市は、以下の3夜市を一まとめにして、総称する呼び方である。

■「艋舺夜市」を構成する3つの夜市

  • 廣州街観光夜市
  • 華西街観光夜市
  • 梧州街夜市(今回は訪問せず)

「廣州街観光夜市」

龍山寺の西側に伸びる細長い夜市が、「廣州街観光夜市」だ。

台湾の夜市は、「イオンモール」のように、定刻きっかり開店するのではない。夕方が近づくと、店舗設営、料理仕込みなどの開店準備が始まる。

仕込み作業中

仕込み作業中

こういった開店準備が、いつの間にか始まって、いつの間にか終わり、そして、いつの間にか開店している。

店が店なら、客も客で、【いつの間にか】集まってくる。

「廣州街観光夜市」

「廣州街観光夜市」

台湾の夜市、イツノマニカづくしである。

夜市の沿道に、つい最近オープンしたのか、見慣れないパパイヤミルク専門店「北回木瓜牛奶」を発見。

「北回木瓜牛奶」

「北回木瓜牛奶」

銀行窓口のように「順番待ち」番号の印字された紙切れを渡される。

自分の番号が来たので、取りに行く。

オーダーしたのは、もちろん、看板メニュー「木瓜牛奶」、パパイヤミルクだ。

パパイヤミルク

パパイヤミルク

ここのパパイヤミルクは、まるで「チーズケーキ」のような甘さ。

シェイク状で、やや粘性の高めな【冷たいドロドロ】が、食道をゆっくり下って、体内からゆっくり冷やされる清涼感が得られる。

灼熱地獄の中、20,000歩くらい歩いて、半分クタばっていたが、ようやく息を吹き返した気がした。

パパイヤミルクを飲み干すと、あたりは、すっかり夕方。涼しくなってきた。

「華西街観光夜市」

「廣州街観光夜市」から脇道に入ると、ちょっと電飾がケバケバしい商店街アーケードが姿を現わす。

実はこれ、「華西街観光夜市」という名を持つ、夜市なのだ。

「華西街観光夜市」

「華西街観光夜市」

アーケード夜市というのも珍しいが、そもそも、この「華西街観光夜市」は、【ゲテモノ夜市】として有名である。かつて、近所の売春街がブイブイいわせていた頃の名残だろうか、ヘビ、ワニ、スッポンなどのグルメが試せるようなので、勇敢な方は是非 (^_^;

商店と商店の間には、薄暗くて、あやしい雰囲気の路地裏が形成されている。

あやしい雰囲気の路地裏

あやしい雰囲気の路地裏

時間さえあれば、いくらでも探検しがいのあるルートである。

深入りすると、どれだけ紙面スペースあっても足りないので、散歩はこれくらいにしておこう。

【正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)】食事レポート

「華西街観光夜市」から徒歩十分たらずの街角に、アジ吉いきつけの「一軒」がある。

立地に恵まれたわけでもなく、大きな看板を掲げるわけでもなく、特段、【目立つ努力】をする様子もないが、いつ来ても地元っ子の行列ができている。

「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」

「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」

この写真のアングルでは、ちょうど死角になって見ることはできないが、「ガスボンベ」の裏側に地元っ子が行列を為している。

ちなみに、行列ができるのは【持帰り】専用の列であり、店内で食べる場合、ほとんど順番を待たされることはない。

店名を「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」といい、豚の角煮を豪快にもりつけたご飯「焢肉飯(コンローハン)」が、この店の18番だ。

「焢肉飯(コンローハン)」

「焢肉飯(コンローハン)」

酸っぱ味のある高菜(っぽいもの)、豆腐、キュウリ、【コラーゲン感】たっぷりの豚肉をセットでいただく。豚肉のトロットロッ感に、ピリッピリッとした野菜がほどよいアクセントを添えており、口の中で広がるハーモニーがたまらない。

どんぶりを空っぽにした後は、近くのコンビニで調達済みの台湾ビールを一気に飲み干す。

ビールの辛さで、高菜の酸っぱ味、豚肉の脂っこさを、根こそぎスッ飛ばす感覚が爽快だ。

ここの「焢肉飯」の美味しさは、行列を作る地元っ子のみならず、Googleからも、お墨付き。

Googleの評価も良好(★スコア4.3)

Googleの評価も良好(★スコア4.3)

「上々の」Googleスコアに裏付けられた【美味】を、台北旅行の機会があれば、ぜひ体験してみてほしい。

まとめ:散歩ルート図、「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」へのアクセス情報

今回の散歩ルート図、および、「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」へのアクセス情報は以下の通り。

散歩ルート図

街並みを楽しみながらゆっくり歩いても小一時間ほどの「おきがるルート」である。参考にしていただけると、幸いである。

本記事は、A→B→C→Dという順路をご紹介した。

今回の散歩ルート

今回の散歩ルート

■今回の散歩ルート

  • A …… MRT「龍山寺」駅
  • B …… 廣州街観光夜市(艋舺夜市)
  • C …… 華西街観光夜市
  • D …… 正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)

「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」へのアクセス情報

ご紹介したお店「正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)」は、「清水祖師廟」のすぐ近くにあるので、この廟を目印にすると分かりやすい。

店名 正港麻豆碗粿(一甲子餐飲)
住所 台北市萬華區康定路79号
営業時間 09:00〜19:00
電話 02-2311-5241

(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 専門は台湾とベトナムだが、「副業」として、東南アジア各地も行脚。美味しいもの、おもしろいもの探しには、余念も妥協もない。

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