ホーチミン

Bun Cha 145 Bui Vien(ブンチャー・145ブイビエン)|すべての麺好きにお勧めするホーチミンの絶品B級グルメ

投稿日:2018年5月22日 更新日:

ドアの鍵がなくなって、物理的に「開店」できないハプニングが発生

ホーチミンへ来るたび、いつも立ち寄る「Bun Cha 145 Bui Vien」へ。

住所がそのまま店名になったお店だ。

午前11:00に開店とインターネットにあるが、11:30になっても、店が開かない

開店前には、行列ができ始める

開店前には、行列ができ始める

どうやら、ドアの鍵を紛失したらしく、物理的に「開店」できないらしい。

この店始まって以来のハプニングだろうか、ガラス窓ごしに、あたふたする店員の姿が見える。

「裏口」から入店

「裏口」から入店

鍵がなくなってドアが開けられないので、「裏口」から入店ください
店員

店員に案内され、店の横にある「裏口」からの入店。

出だしはドンクさかったものの、いったん入店すれば、さすがの人気店らしい、素敵な雰囲気

ところどころに「骨董品」も置かれ、レトロなムードが演出される店内

ところどころに「骨董品」も置かれ、レトロなムードが演出される店内

このオシャレさも、ベトナムならでは

このオシャレさも、ベトナムならでは

写真付きのメニューがあるので、料理オーダーは簡単だ。

配られた用紙に、オーダーする「数量」を書く仕組みとなっている。

メニューは、オーダーしたい料理の「数量」を書く仕組みだ

メニューは、オーダーしたい料理の「数量」を書く仕組みだ

バックパッカー街でもあるブイビエン通りという立地もあり、ほぼ百パーセント、外国人観光客。

この日は、アジ吉以外、店内の全員が韓国人という内訳。

開店早々満席になる人気店。素早くオーダー用紙を提出し、サクッとありつこう

開店早々、店内が満席になってしまう人気店だ。

できるだけ素早くオーダー用紙を店員に渡すのが「セオリ」だが、そうしたら、すぐにビールを持って来てもらえた。

朝からサイゴンビールで乾杯

朝からサイゴンビールで乾杯

看板メニュー「ブンチャー」は、発祥の地・ハノイでも堂々勝負できるクオリティ

この店の看板メニューでもある「ブンチャー」

ベトナム北部・ハノイ発祥の料理だが、ここでも、なかなか本格的な味が楽しめる。

看板メニュー「ブンチャー」

看板メニュー「ブンチャー」

甘酸っぱくて冷たいスープに、豚肉のつくね、豚バラ肉、それに人参などの具材が投入されている。

ここに、米から作られた、非常にモチモチ感の強い真っ白な麺(ブン)をつけて食すというグルメ。

「替え玉」も一緒に注文しておこう

「替え玉」も一緒に注文しておこう

日本の「ラーメン屋」で食べる感覚でオーダーすると、おどろくほどボリュームが少ない

あっという間になくなってしまうので、注文時は、最初から「替え玉」を一緒にオーダーしておこう。

スープの中に入れちゃうのが、正しいレタスの食べ方

スープの中に入れちゃうのが、正しいレタスの食べ方

一緒についてくるレタスの食べ方は、こまかくちぎって、スープの中に突っ込むのが「正解」だ。

これぞ正しいブンチャーの食べ方だと、店員が教えてくれた。

カンカンカンカンカンカンカンカンカン……

甲高い金属音がするので振り向くと、鍵の修理屋が。

鍵の修理屋が到着

鍵の修理屋が到着

修理屋といいつつも、鍵がなくなった以上、修理は不可能らしかった。

金槌で打ち続けること十分間、ようやく鍵を取り外すのに成功

ようやく、本当の意味で「開店」できた

ようやく、本当の意味で「開店」できた

やっとのことで、物理的に「開店」できた。

だけど、店内はみんな食べるのに必死で、誰も、ドアが開いたことに気づく様子なし

サイドメニューは、「一人前」にやさしい小皿ボリューム、どれも美味しい

かく言うアジ吉も、サイドメニューを追加オーダー。

春巻きは、美味しかったので、二皿オーダー

春巻き

春巻き

アツアツで届けられるのが嬉しい、豆腐の揚げ物

非常にヘルシーである上、ベトナムの水っぽいビールと、これまた相性バッチリ

豆腐の揚げ物

豆腐の揚げ物

豚肉のバーベキューも追加注文。

ブンチャーはもちろん、サイドメニューも美味しいく、どんどん追加注文しちゃう。もちろん、ビールもおかわり

豚肉のバーベキュー

豚肉のバーベキュー

旨さにうなった後は、安さにうなる。「二度うなる」レストラン、ここにあり

会計は、店のにーさんがスマホの電卓で計算してくれた。

結局、これだけ飲み食いして、140,000ドン(約七百円)という破格のコスパ。旨さにうなった後は、安さにうなった。二度うなるレストランである

日本だと、ビール一本オーダーしただけでも、七百円くらい飛んでいくことを思うと、天国のようなレストランここにあり、だ。

店名 Bun Cha 145 BUI VIEN(ブンチャー・145ブイビエン)
住所 145 Bui Vien, District1, HCMC

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(おしまい)

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Ajikichi

「美味しくなければ旅じゃない」が口癖。旨いものを求め、約三十か国を食べ歩く中で、台湾・ベトナムが誇る「感動的食文化」との運命的出会いを果たす。毎年、十回ほど「外食」と称して渡航。 仕事はエンジニアをしており、デザイン思考が気になる今日この頃。

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