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はじめに:将来のキャリアに不安を覚える中、Udemyと出会う
こんにちは。
社内SEとして働いていると、たまに不安を感じることがあります。
「たいしてスキルを深めないまま、このまま年を重ねていって大丈夫なのだろうか」
自社内のユーザを相手に、自社内でシステム構築をする業務なので、納期や品質では調整がききやすく、SIer勤務のエンジニアほどカリカリすることはありません。

時間のプレッシャーと戦うことは少ないけれど……
その気さえあれば、どこまでも堕落していってしまいそうな、生温い温泉環境。
たしかに激務ではあるけれど、最新のフレームワークを学んで、システム開発の第一線で活躍できるSIer勤務の友人たちが、まぶしく見えることも……
「隣の芝生は青い」とは良く言ったもので、まさに今、社内SEとして十年以上勤務している筆者の心境を代弁するひと言でもあります。
モンモンする日々が続く中、さりげなく試してみた「Udemy」のオンライン講座が、思いのほか良かったので、本記事を書こうと思い立ちました。
いつでも、どこでも、何度でも、良質コンテンツを受講可能
まず、Udemyをご存知でない方へざっくりご説明すると、世界最大級のオンライン動画学習サービスです。

Udemy画面
日本だと「eラーニング」という言葉が一時流行しましたが、あれと似たツールだと思ってOKです。
このUdemyが、社内SEの筆者にとって画期的であった理由は、以下でご紹介したいと思います。
従来の「外部セミナー」が抱えていた問題
2010年にアメリカで産声を上げたUdemyが、日本でもポピュラーな存在になったのは、2015年のこと(ベネッセがUdemyと連携)。
それ以前にも、フレームワークなどのベンダーが主催する「外部セミナー」は存在しましたが、以下のような理由もあり、社内SEの筆者が気軽に参加できるものではありませんでした。
- 高額な受講費用 安くて数万円、モノによっては数十万円というケースも……
- 開催地は東京が多い 西日本在住のITエンジニアにとっては、移動だけで大仕事……
- 実務に直結する内容が少ない せっかく参加したものの、実務現場が知りたがるトピックに乏しいことも……
これをすべて解決してくれたのが、Udemyなんです。
Udemyの「魅力」とは?
Udemyの「魅力」となると、ずばり、従来の「外部セミナー」が抱えていた弱点の裏返しになります。
すなわち、以下の3点です。
抜群のコスパ
通常は、1講座20,000円前後するUdemyですが、何と【9割引セール】みたいなキャンペーンを年がら年中やっているため、実質、2,000円前後で1講座を受講できるようになっています。
講座料金は常に変動しているため、安くなったタイミングに購入しておけば、(「受講期限」が設けられていない講座が大半なので)必要になったとき受講するという、オトクな使い方が可能です。
非常に安価であるため、セール期間に【大人買い】することもでき、また、会社の経費を使って受講する場合でも、上長から許可が下りやすいというメリットもありました。
いつでもどこでも受講可能
オンライン動画学習サービスの利点を生かし、オフィスのパソコンで受講することはもちろん、通勤時間に、スマホやタブレットでの受講も可能。
業務が立て込み、一日の限られた時間でしか受講できない場合も、帰宅時の通勤電車で続きを受講できる利便性があります。
また、スマホやタブレットには専門アプリがあり、ダウンロード済みの講座はオフラインで再生可能なので、パケット通信料金を気にすることなく受講できるメリットも見逃せません。
「ユーザ」視点の講座内容
筆者としては、これがUdemyの持つ最大の良さだと思うのは【講座の質】です。
従来の「外部セミナー」では、いわば、ソフトウェアの「製造元」であるベンダーが講師役をしていたのに対し、Udemyでは、ソフトウェアの「ユーザ」が講師役をするため、講習内容は、現場が必要としているトピックを網羅した良質コンテンツが多いのです。
「ユーザ」視点の講師が制作するコンテンツだからこそ、【かゆいところに手が届く】講座に仕上がるのでしょう。
また、Amazonのように口コミレビューもあるため、件数やスコアを参考にしながら講座選びができ、(それでも物足りない場合は)出だしの数チャプターを「無料サンプル動画」で閲覧してから受講を決めることも可能なため、ミスマッチ率はグーンと低減するでしょう。
社内SEとしてのUdemy活用アイデア
素晴らしい学習ツールUdemyを武器にして、会社員人生がマンネリ化しがちな社内SEも、新規技術をバンバンいじってみたり、知見を開くことができる時代になりました。
Udemyで以下のような「新スキル」を身につけ、業務改善を進めることで、自分自身のスキルアップになるだけでなく、システム利用者も恩恵を受けられる可能性もあります。
- WebシステムのUI利便性向上(最新のフロントエンドフレームワークを学習)
- ITサービスレベルの向上(ITサービスマネジメントの最新トピックを受講)
- 開発環境刷新による生産性向上(最新の共同開発環境ツールについて知見を深める)
社内に閉じこもっていると、考え方が凝り固まってしまいがちで、利用する開発ツールも、手持ちの使い慣れたモノで妥協しがちですが、Udemyには、風穴を開けるようなインパクトがあります。
「よし、ちょっとやってみよう」という気になりませんか (^_^)
まとめ:ITエンジニアとしての英語力を高める学習ツールとしても最強
筆者と同じような悩みを抱えてモンモンしているITエンジニアの方は、是非とも、Udemyにトライしていただきたいです。
講座の内容が気に入らなければ、返金する制度も整っているため、【期待ハズレなのに出費】という心配もありません。
本記事では触れませんでしたが、英語の講座も多数提供されているため、ITエンジニアとしての英語力を高めたい場合でも、Udemyは格好の学習教材となるでしょう。